今日は、馬と協力するスポーツと遊び(観光)の話。

馬ほど人間に従順な動物はいないのではないだろうか、大抵の動物はエサを貰うか、ほめてもらう(ご褒美)かの喜びで人間に一見尽くす。しかし馬は違うみたいだ、結構意思を持って人間と付き合うらしい。競馬の話で恐縮だが競走馬、それも一流になればなるほど個性が強い。勝負にこだわったり、物見をしたり、神経質だったり臆病だったり・・その性格と血統を真剣に推理し分析予想してサンデーギャンブラー達は、一攫千金を夢見て馬券を購入する、そして負ける。
それは馬だけ(血統とか成績)を見ているからだ。馬が一頭単独で自由気ままに走っているわけではない、必ず「乗り役」すなわち騎手が馬をコントロールしている、競馬で勝つコツはここだ。

鞍上の人間の微妙な気持ちを馬は敏感に感じ取る。まるでへその緒で繋がっている母親と新生児のように・・

少し話が逸れたが、馬と人間の信頼関係の深さを言いたかった分けだ。

テレビで芸達者な動物をよく見る、「反省する猿」「鼻の先で何でも受けるアシカ」「ジャンプするイルカ」「二本足で走る犬」「火の輪をくぐるライオンや虎」「寝転んだ人間を踏まずに通過する像」・・警察犬に至るまで、その代償は大体がエサ付け、手なずける人間は彼らの習性と本能をたくみに利用しているだけ。腰につけたエサ袋から演技が終了するたびに与えられるご褒美。
あれを見て見ぬふりの観客と調教師、私から言わせれば悲しく切ない。人間以外の生命体に「尊厳」などない!地球上の動物は人間の支配下で幸せになれば良い!」という人間のおごりが感じられる。


サラブレッドの血」と本能を利用しているだけに過ぎない、と言われる方もいるかも知れない、事実かも・・とも思う、しかしそれが馬の魅力なのである。
近代オリンピックにおいて動物が参加する唯一の競技、それが馬術であることはどなたもご存知だろう。
現在日本国中大抵の市町村に馬術教室や乗馬クラブがある。大学などでも活発に取り入れているが、馬と一帯になる人たちに共通するものは心の優しさと忍耐力、それに姿勢のよさスマートということだ。(良いダイエットになると思うヨ!)
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馬と遊ぼう
遊園地や動物園に行くとポニーや小型の馬に子供が乗っかり、ゆっくり場内を歩くコーナーをよく見受ける。子供たちの嬉しそうな顔必ず手を振る、たまらない笑顔だ。大人になっても爽快さと癒し感を求めて馬にまたがる人が大勢いる。

アメリカ(ハワイを含む)が昔から有名だが、最近力を入れているのがオーストラリア、ケアンズ近郊での半日コースが人気だ。アジアの各地でも盛んになりつつある。
男女老若を問わず気楽に参加できるようそれぞれ工夫がされている。
オーストラリア・ケアンズ

カリブ海のホースオプション


バリ島乗馬ツアー

経験上から一番のお奨めは、やはりハワイ島になる。オアフ・ヒロ・マウイも良い。







あなたにも馬との接点を持っていただきたいので、このブログを作ってみた。
まだまだ続くのでよろしく!
(^◇^)
次回は、戦う馬と西洋の騎士道・日本の武士道。
▲ by mahalotakashi | 2007-03-23 00:01 | mahalo@動物