イタリア旅行・再びローマの休日 ①-15観光 ②-14エピソード 4月20日
七面鳥夫人的 ローマの休日

永遠に忘れ得ぬ街、ローマ!
イボイノシシが花の都フィレンツェにルネッサンス芸術の息吹を感じ取ることを、今回の旅行の主要なターゲットにしたように、七面鳥夫人にもひとつの目的がありました。
それは、映画「ローマの休日」で、主人公アン王女が歩いたローマの街の足跡を自分の足でたどり、自分の目で確認したいという、女性らしい思い入れで、夢とロマンを求めてはるばるイタリアの地までやって来たという次第です。
主役の(アン王女)オードリー・ヘプバーンとは、似ても似つかない七面鳥夫人ですが、
本日(4月20日)は、彼女を主役にローマの休日(日曜日)をレポートしてみました。
*なお、映画を観られたことがない方のために、ストーリーを簡単に紹介(随時挿入)して行
きますので、合わせてお楽しみください*
七面鳥夫人のローマ半日ストーリー

ローマの主要観光地を巡回します。

テルミニ駅から今夜の宿泊先であるホテルにチェックイン。ホテルは最初に2泊した同じ、例のスキンヘッドのフロントマンがいるホテル・アンブラ・パラスです。

①*ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、欧州親善旅行でロンドン、パリなど各地を来訪。ローマでは、駐在大使主催の歓迎舞踏会に出席する。
強行軍にもかかわらず、元気に任務をこなしていた王女だが、内心では分刻みのスケジュールと、用意されたスピーチを披露するだけのセレモニーにいささかうんざり気味。
就寝の時間になると、侍従たちを前に軽いヒステリーを起こしてしまう。

夜のローマをぶらぶら歩いていた彼女は、やがて先ほどの鎮静剤が効いてきて、道ばたのベンチに身体をぐったりと横たえる。
(同じベッドルームでも、エライ違いでんなあ~^^;)

レプブリッカ(共和国)広場・ディオクレティアヌス帝の浴場跡


面積14万平方㌔㍍もある公衆浴場跡で一度に3000人が同時に入浴できたというから驚きます。風呂好きの日本人もビックリですね。
その浴場跡に対面するビルの南角の1階と地下が、ローマ三越です。


翌朝、うっかり寝過ごしたジョーは、まだ眠っているアンを部屋に残したまま、新聞社へ向かう。支局長から「アン王女は急病で、記者会見は中止」と聞いたジョーは、そこではじめて昨晩の娘の正体が、実はアン王女だったことに気づく。王女には自分が彼女の身分を知ったことを明かさず、ローマの街を連れ歩いて、その行動を記事にできたら大スクープになる! ふってわいたチャンスに色めき立ったジョーは、アン王女の特ダネを取った場合の破格のボーナスを支局長に約束させる。


日本人向けに、イタリア土産を販売する専門店です。パリやロンドンなどヨーロッパの主要都市にも三越は展開しています。中々の商売上手ですね、高級ブランド製品からパスタやペーストまで、多数の品揃えをして日本人観光客を呼び込んでいます。
イボイノシシはここでお土産用に、少し奮発して、キャンティ・クラシコの赤ワインを
6本購入しました。

ひとつは、地下の休憩所にあるトイレ、ローマで最も美しく清潔な公衆トイレとして評判です。もう一つは、・・・後ほど紹介いたしましょう(^^)

③*ジョーのアパートで目を覚ましたアンは、思いがけない事態に驚くが、同時にワクワクするような気分も感じていた。アパートを出た後も、せっかく手に入れた自由をすぐに捨て去るには忍びず、街をのんびりと散策。ジョーに借りたお金で、かわいいサンダルを買ったり、ヘアサロンに飛び込んで長い髪をショートにしたりと、ごくふつうの女の子のように楽しい時間を満喫する。
アンがスペイン広場でジェラートを食べていると、彼女の後を追ってきたジョーに声をかけられる。偶然の再会を装う彼の「思いきって1日楽しんだら?」という声に押され、アンは宮殿に戻るのを夜までのばすことに決める。
ジェラートといえば・・・・


ジェラートを買おうとする七面鳥夫人のお相手をする、赤いTシャツとキャップの女の子に見覚えがありませんか?
そうです!第一日目ローマでの夕食に切り売りピッツァを食べた、あのバールのスタッフです。おぼつかないイタリア語を使う七面鳥王女・・いや!夫人を相手に根気良く付き合ってくれてます。


④*スクープに必要な証拠写真をおさえるため、ジョーは同僚のカメラマン、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)も誘って、アンにローマ案内を買って出る。オープンカフェでは初めてのタバコを試し、2人乗りしたスクーターで街中を疾走。

真実の口といえば・・・

実物にお目にかかれなかった観光客はここで記念撮影します。上手く撮れば本物のように見えます。七面鳥夫人は買い物に夢中で知らん顔でした。

その翌日、宮殿ではアン王女の記者会見が開かれる。アービングは撮影した写真がすべて入った封筒を、王女にそっと渡す。見つめ合うアンとジョー。「ローマは永遠に忘れ得ぬ街となるでしょう」笑顔とともに振り向いたアン王女の瞳には、かすかに涙の跡が光っていた。

え!七面鳥夫人はどうしたの・・?ですって、
今晩のカンツオーネディナーに備えて、ホテルの部屋でお昼寝中ですわ(^^:)

by mahalotakashi | 2008-05-17 01:50 | mahalo@夢旅