イタリア旅行・コラ!マテ!ローマでスリ集団と対決 ②-13 4月20日 

          テルミニの戦い!
         少女スリ集団 VS イボイノシシ 激突記録!

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 イタリアの苦い味
 イタリア大好き人間のイボイノシシにとっては、悲しくほろ苦い話ですが、避けて通るわけに行かないイタリアでの嫌な話を掲載します。
事実を淡々と書けばそれだけの話ですが、少し茶化してUPします。

 実際におきた出来事ですが、あまりにも深刻なイタリアの恥部を、イタリアをこよなく愛するが故に冷静に、或いは客観的に書くことができませんでした。
少しふざけた表現もありますが、ご容赦ください。


          2008年4月20日PM1:10

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 日曜日の午後1時過ぎユーロスターは、イタリア最大のローマ・テルミニ駅に到着しました、フィレンツェから1時間半余の列車の旅でした。


d0083265_21554669.jpg下車すると改札もなくすぐにコンコースに出ます。
テルミニ駅のコンコース中央から地下へ降りる階段とエスカレーターがあり、地下には商店街やスーパーマーケット、それに有料トイレなども設置されています。 
 列車の中でアクア(水)ばかり飲んでいたイボイノシシは、トイレに行きたくてたまりませんでした。




 下りエスカレーターの乗り口の横に赤い柱が立っています、これは「SOS」と書いた旅行者への案内と緊急時の連絡先や避難先を記したガイド・ポールのようなものです。
 このSOSポールの真横にスーツケースと手荷物を置いて、七面鳥夫人に「絶対にここから離れないように、それと荷物の上に手をかけておくように」と指示して、地下の有料トイレに向うため下りエスカレーターに乗りました。

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 エスカレーターに乗るや否や後にピッタリ接近した人の気配を感じて振り向くと、14~15歳くらいの少女が右端に立つイボイノシシの背後に寄り添い、左手に持ったスカーフで隠すように右手でイボイノシシが左肩にかけていたショルダーバックのジッパーを開けようとする瞬間でした。
 彼女の直ぐ後には同年齢の仲間らしき少女が2人、他の人間が通れないように左右の手摺をシッカリ握って横に並び、ことの成り行きを見守っています。

「スリだ!」と直感しました。直ぐに少女の手を払いのけ、バックを体の前に廻して。

 NO!ドンタッチ!と英語で一喝。
 続いて日本語で、

 こらあ~!
ブ XXXXXX ぞお~!
(あまりにも下品で汚い日本語なので伏字にいたします。ブログには馴染みませんので)
 昔から剣道をやっていますので大声には自信があります(^^;)

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 この大声に3人の少女たちは度肝を抜かれたのか下りエスカレーターを逆に上へ向って走り、人を掻き分けながら逃げ出しました、途中でおじさんが一人の少女を捕まえようとしてくれましたが振り払って逃げます。 イボイノシシもエスカレーターの途中から階段に飛び移り、逃走する娘たちを追いかけました。

 「こらあ~!まてえ~!またんかい XXX!」

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 彼女たちを取り押さえようとか、深追いする気はまったくありません。そんな事をすれば仲間が現れたり逆に身の危険が高まります。
 イボイノシシが大声をあげて追いかけたのは、SOSポールで何も知らず待っている七面鳥夫人が心配だったからです。

 恐らくスリの集団は2人が夫婦だと言う事は目星を付けている段階から知っている筈。
腹いせにバッグなどを引ったくりされることを恐れたから、周囲の目を引くためにも大声で吼え捲くったわけです。今、思い出したら恥ずかしくて顔が真っ赤になります。

3人の少女たちは蜘蛛の子を散らすように逃亡しました。「逃げ足の速いヤツラや」
SOSポールの七面鳥夫人は何事が起きたのか解からず、ポカア~ンとしています。

    結局被害はゼロ♪良い運動になりました。
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 これが左肩にかけていたショルダーバッグです。中身はビデオデジカメとフィルムとバッテリー、それにイボイノシシと七面鳥夫人のパスポート、帰りの航空チケットでした。

 出発前に西宮で数件のお店を探し回って手に入れた優れものバッグです。
身体に密着するポケットは内部が二重になっていて、貴重品は強い紐でつながれた袋に入れて内部のチャック付きのコーナーに格納、仮にカッターナイフで切り裂かれても外へ引っ張り出すのは非常に困難、2番目にカメラと付属品をいれています、どちらのジッパーも身体の前のほうにくるようになっています。

 スリの少女が手をかけたのは、一番外側のフンドシみたいな付属ポケット、左右にチャックが付いていて、下へ引くとベロンと開きます。
彼女はこのフンドシの後ろのジッパーに指をかけたわけです。
その時この付属ポケットに入っていたのは「なんとかなるさ・ブログ」の名刺とメモだけ、もし取られてても何の問題もありません。
 現金は全てイボイノシシが持って、ズボンの左右のポケットと胸ポケットに裸で分散していました。(財布は持たず)

 このときイボイノシシの服装はごくごく普通の旅人ルック、サファリジャケットにスラックスという軽装、ローマで地下鉄に乗ったときのキャップやサングラスもせず、オマケに昼食抜きで疲れ顔、恐らくかなりボンヤリしていたのだと思います。

    身体にも心にもつけ込まれる疲れと隙があったのでしょうね。

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 ローマの憂鬱
 実は記事にはしなかったのですが、最初ローマからミラノへ行くときに、同じテルミニ駅でチョットしたエピソードがありました。
列車の時間待ちをしながら駅のカフェでカプチーノを飲んでいる時(覚えていますか・・)
七面鳥夫人のそばへ5~6歳くらいの幼い女の子が近づき、手を差し出したのです。
 七面鳥夫人は日本にいるときの感覚で、『ママはどこ?』と優しく話しかけます。
でもその女の子の視線はテーブルの上の七面鳥夫人のハンドバックに注がれていました、ジプシーの子供でしょうか。

 イボイノシシが厳しい顔つきで「NO!Fuori!(あっちへ行け!)」とイタリアで怒鳴ると、なんでもなかったような顔つきで隣の席の観光客のところに移動して、手を差し出しながら同じようにテーブル上を物色しています。


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 幼い子供に可愛そうに・・・と思うのは、日本人のごく普通の感情、しかしローマでは七面鳥夫人の接し方は、単なる間抜けでお人よしのジャッポーネとしか見られません。
悲しい現実ですが、後で後悔する前に毅然とした態度を取らざるを得ないと言う事が、
イタリアでは当たり前の状況のようです。


旅行は楽しくなくっちゃね(^^)

d0083265_22483336.jpg 添乗員付きのパックツアーならともかく、個人で旅行を楽しみたいと思ったら、やはり事前の綿密な調査が必要だと思います。
 日本での常識が世界で通用すると考えていたら、それは大いなるミステーク、とんでもない目に遭って嫌な思いをするのがオチでしょう。
 特にイタリアの治安は厳しいようです。
それがイヤでイタリアには行かないという人も多いようです。
でもシッカリ気持ちを引き締めて毅然とした態度を取っていれば、被害に遭うことは稀だと思います。



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 イボイノシシのように服装にまで凝る必要は全くありません (これはあくまでもイボイノシシのお遊びの範疇)  なにより重要なことは、
「絶対に曖昧な態度を取らない」ことでしょうね。恥ずかしがったり、気を使う必要は全くなし、自分の主張をハッキリ表す態度がイタリア旅行を楽しく過ごせる秘訣じゃないでしょうか。
 にこやかに近づいて来て、日本語で話しかけるイタリア人には特に注意してください。
必ずよからぬことをしでかします。
 そんなときは遠慮せずに日本語で・・・・


オタンコナス!おとといきやがれ!馬鹿オヤジ!

なんばぬかすとか!きさん!なめるんじゃなか!

おら、おめえなんかとはなすする気さねえ~!

おっさん!うっとうしい!むこうへいきさらせ!

このたわけ!尾張だぎやあ~!味噌カツ?

はんかくさいねえ~!くさくてたまらんべ!

 普段日本では使いにくい、罵詈雑言を思い切り使ってみてください。
 必ず肩をすくめるか、クルクルパーのサインをして退散しますよ♪

by mahalotakashi | 2008-05-16 00:01 | mahalo@夢旅