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イタリア旅行・フィレンツェ、エノテカでマンマとVINO大バトル! ②-12 4月19日 

 別にどうでもええような話しですねんけど・・・
 
                                     (フィレンツェ・アルノ川 河畔)
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 トスカーナ・ワインが、どうしても欲しくて
d0083265_236142.jpg アルノ川の対岸フレスコバルディ宮の裏通りに、有名なワインショップ「オブセクイウム」があります。
イタリア中の名品が手に入るお店で、日本にいるときからマークしていました。
 夕食の前にサンタ・トリニタ橋を渡って、お店に向いました。


d0083265_2364873.jpg 特に地元のトスカーナワインはキャンティ・クラシコを始め、日本では入手しにくい逸品が揃っているそうです。ワクワクしながらお店の前まで来ると「本日終了」のプレートがかかっています。ウインドウ越に店内を覗くと「春」の複製画の周りに、涎の出そうなボトルが並んでいました。

 あ~あ~・・落胆のため息をつきながら、とぼとぼホテルの方へ引き返します。

 近道しようと、ホテルの裏通りを歩いていると、パトカーが停まっていました。
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d0083265_2311133.jpg 髪の毛が少し薄い、でも体格の良いポリツィオット(警察官)が、切り売りのピッツァかパニーニの入った袋を持って戻って来ました。夕食の調達のようです。
 このおまわりさんとは全く関係の無い話、パトカーが停まってる向こう側のお店のお話しです。



せっかちマダムの喜びと悲しみ。(ご本人了解の上で撮影しています)
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 偶然というかラッキー!というか、そのお店の看板を見ると、 Enoteca エノテカ、と書いてありました、早速店内へ入ります。
 エノテカとは、ワインを専門に販売する酒蔵、酒屋のことで、頼めば試飲もOKです。
試飲販売だけでなく、つまみが用意されていたり、軽い食事もできるようなお店もあります。


 「ボナセーラ!」と大きな声で挨拶したら、この店のオーナーらしきご夫人が、
 「ブォナセーラ、スィニョール!ウエルカム、ウエルカム♪」と迎えてくれました。


 お店の棚には、地元トスカーナのワインがびっしりと並んでいます。
 フィレンツェのあるトスカーナ州はイタリア最大のワイン生産地で、特に高級な赤ワインの生産地として世界中に知られています。DOCGワインが多いのでも有名です。


d0083265_23144476.jpg 片言のイタリア語と英語のチャンポン語で、イボイノシシが「トスカーナ・ワインを数本ジャッポーネまで送りたいんだけど、・・」と言い終わらないうちに『オ・カピート!(わかりました)お好きなワインを選んでください。6本入り箱で送りましょう』と言いながら早速箱を組み立て始めました。

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 このマダムかなりせっかちな性格のようです。日本にもいますよね、人の話を半分ほど聞くや否や行動に移る人。苦笑いしながら棚のトスカーナワインを吟味して行きます。
 選りすぐったワインを6本、カウンターに並べます、自分用と娘婿達のお土産にします。


d0083265_23175376.jpg 『うふふ・・スィニョーレ、ヴィーノにお詳しいわね♪お値打ち品ばかりですよ』お世辞を言いながら、横目で見ていたイボイノシシの選んだ6本分の計算をし始めます。
「ところで、マダム、日本へはいつ届くの」と聞くと、両手を顔の左右で開いて、英語で、
 『テンデイ(10日)!』と言いました。


 「何言っテンデイ!!」

 「冗談じゃない!なんでそんなに日数がかかるんだ」と言うと、『シップ!シップ』と、今度は両手で波のジェスチャーをするマダム。
 「航空便で送れないの?」と訊ねると、首をすくめて『取り扱っていません』と仰る。
おまけに船運賃だと、180ユーロ(約30,000円)もすると言ういます。6本のワインの合計金額の倍くらいします。


 「人の話をじっくり聞かないからだよマダム、これは全部キャンセルするよ」
 明日の朝、出発前に川向こうの「オブセクイウム」まで買いに行けばいいや、と思いながら元の棚へ戻し始めます。
 半分戻し終わってカウンターへ残りを取りに行くと・・・


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         『・・・・・・・・・・・』 なんともいえない悲しげなマダムの表情・・・

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        先に渡した6本分の代金を悲壮な顔つきでカウンターの上に戻します。

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 イボイノシシは女性の悲しげな表情に滅法弱い男です。
「わかったよ!重たいけどボクがジャッポーネまで持って帰るよ、但し半分の3本にするけどね、そんなに悲しい顔しないでよ!」とマダムに声をかけました。

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 3本で60ユーロ(約10,000円)を、57ユーロ(9,400円)にまけてもらって、トスカーナワインを購入、ホテル名と部屋番号を記入してお金を渡します。

 どうです!マダムの嬉しそうな顔、ご本人の名誉のために顔も半分にしておきましょう。
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 BARで遅い目の夕食を済ませてホテルの部屋に戻ると、トスカーナワインが届いていました。
せっかちマダムが、今度はゆっくりと箱詰めを
してくれたようです。   Grazie mille !

by mahalotakashi | 2008-05-14 00:01 | mahalo@夢旅