六甲の穴場教えます(1) 2007年11月27日
六甲山系は穴場スポットの宝庫
甲山の後にそびえるのが六甲山、東の端になります。宝塚市から神戸市兵庫区あたりまで東西約30Kmに渡って連なる山脈で、都会に最も接近した山として有名です。
六甲山は数々の山の集合体で、実際には数十の山々が存在しています、有名なところでは「摩耶(まや)山」などが知られています。本来の「六甲山」は東灘区魚崎の後背にある最も高い峰を指します。
七面鳥夫人の実家もこのすぐ近くです。後に見える山が「城山」「堂徳山」の山頂、奥の方に「再度(ふたたび)山」があります。
クラウンプラザから「ぬのびきハーブえん」というところまで、新神戸ロープウェイが運行していて観光客でいつも賑わっています。左手山麓一帯が「うろこの家」や「風見鶏の館」で有名な北野坂になります。
今日はその北野坂から「再度山」を目指して晩秋のドライブにご案内したいと思います。六甲山麓で数十年暮らしている「イボイノシシ」ですから、観光案内書に載っていない数々の穴場を知っています。きっと気に入ってもらえると思います。
僅かな時間でお山の中腹に到着
北野坂から山本通りを西に向かい、再度山(ふたたびさん)登山道から車を乗り入れて
約10分程度走ると「碇山」の頂上に到着です。
足元に、市章山と錨山があり、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、山肌に神戸市の市章や錨が大きくディスプレーされています、夜はライトアップされて、とても幻想的です。
写真は碇山から見た神戸三宮市街地の風景、真中のビルが神戸市役所です。
進むに連れて変化し始める色彩
堂徳山から再度山ドライブウェイを大竜寺方面に進んで行くと、道沿いの木々の葉の色が変化し始めます。
目的地到着、再度公園・修法ヶ原池
三宮の市街地から車で20~30分で、再度山の頂上に到着します。
頂上といっても、少し窪んだ平地でかなり広大な敷地が続きます。辺り一帯は「再度公園・ふたたびこうえん」と呼ばれる場所で、その中心部に松林に囲まれた「修法ヶ原池」が静かな水面を見せています。修法ヶ原と書いて「しょうがはら」と呼びます。
イボイノシシも若かりし頃、バイクでツーリングに来たりキャンプ遊びをした懐かしい記憶があります。昔も今も神戸市民の憩いと癒しのエリアです。
常緑樹の中に映える紅葉
六甲山系一帯は松の木が多く、有馬温泉以外で紅葉の名所と言われる場所は少ないのですが、修法ヶ原一帯には楓などの広葉樹が所々に群生していて、隠れた紅葉の穴場です。
シャッターチャンスを狙って
池の周りにはアマチュアカメラマンが、ベストポジションに陣取って光線の具合が最適になるのを、気長に待っています。
イボイノシシはせっかちだから、歩きながらでもやたらにシャッターを押し捲りますが、こだわりのある人にとっては、この時間が至極の喜びなんでしょうね。
街から近い六甲山中に紅葉天国がありました!
次回は神戸外国人墓地を散策します
再度公園・修法ヶ原池から更に奥へ進むと、神戸外国人墓地があります。
一般の人がお参りするのは難しい処ですが、最年長パパラッチのイボイノシシとしては、ここまで来て引き返すわけにはいきません。
なんとか、ベストショットをUPしたい一心で禁断の地へ向かいました。
by mahalotakashi | 2007-11-27 00:01 | mahalo@夢旅