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但馬の小京都散策(二)          2007年11月13日

 庭先小旅行・出石町(No.2)

 里山で遭遇したものは・・・??
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 西宮市の自宅から一般道で豊岡市出石町へ行く時は、国道176号線を北上して京都府福知山市に入ります。
 そこから9号線を経て426号線に入れば、出石までは一本道です。この国道426号線がのどかな道路で、山間の村々を縫うように走るコースは気持ちが良いものです。
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 福知山と出石の中間くらいのところに小さな集落があり、手入れされた段々畑や木立の佇まいが凄く感じの良い雰囲気だったので、車を段々畑の下に停めてカメラ片手に5mくらいの土手を登っていきました。

 キキィキイーッ!!
 鋭い叫び声がして、目の前のあぜ道を右から左へ黒っぽい物体が凄い勢いで走り抜けました。よく観ると、それは腰の上に小猿を乗せたニホンザルでした。
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 相当ビックリしたのでしょう、転がるように駆けていきます。
無理も無いでしょう・・のんびり小猿とエサでも食べてたところへ、いきなりヌゥ!と、イボイノシシならぬ人間が現れたのですから、パニック状態に陥ったようです。
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 ビックリしたのはこちらも同じ、まさかこんなところで突然野生の猿に遭遇するとは、夢にも思わないから、土手の上に立ち尽くしてしまいました。
とりあえずカメラ(ビデオ)を向けましたが、望遠にする暇もないくらいのスピードでした。
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 土手の下の車の中にいる七面鳥夫人に「お~い!サルが出たよ!」と声をかけます。
『あそう・・よかったね・・』だって・・感受性の無い奴やなあ~、食べる事だけか・・脳内は。
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 てな調子でワイワイガヤガヤやりながら、ご一行(といっても二人だけ・・)は、但馬牛で有名な兵庫県但馬地方の山奥へと、繰り出して行ったのでござります。

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  山間の小国「出石」   出石藩五万八千石・出石城
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 但馬の城下町「出石」に到着したのは、お昼丁度くらいでした。
出石は「古事記」「日本書紀」にも登場する古い歴史を持つ町です。
但馬開発の祖神「天日槍」がこの地を拓いたと伝えられています。戦国時代に織田信長軍に攻められ旧城が落城、その後、有子山に城を移しましたが再び攻められ有子山城も落城しました(悲しい歴史ですねえ~戦争はいけません)
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 その後、小出氏が領主となり、山麓に平山城を築城、城下町作りを行いました。
 (チョット!後であくびしている貴方!もう少しだから辛抱しなさい!!)
 元禄十年(1697)松平氏が移封されましたが宝永三年(1706)に信州上田の仙石氏とお国替えになりました。(信州・・がキーワードですよ!)

d0083265_20421793.jpg 仙石氏は七代に渡り、出石藩を治めましたが、仙石騒動により減封され明治に至っています。
 城の石段を登り城下を見下ろせば、まるで江戸時代を思わせる城下町ならではの町並みが広がります。



  辰 鼓 楼
d0083265_20442536.jpg 辰鼓楼(しんころう)は、明治四年(1871)旧三の丸大手門脇の櫓台に建設されました。
 明治14年に医師、池口忠恕氏が大時計を寄贈してからは、時計台として親しまれ、今では三代目の時計が時を刻み続けています。
 この日も正午と1時に「ドーン!ドーン!」と太鼓の音が響き渡りました。
 辰鼓楼は出石町のシンボル的存在です。下をそぞろ歩く観光客と比べても、立派な大きさがよくわかりますよね。
 楼の足元はお堀が残り、色とりどりの錦鯉が泳いでいました。

 狭い町ですが、城下町の風情を色濃く残した町並みは見飽きません。幕末の英雄「桂小五郎」の潜居跡とか武家長屋、酒蔵など、ブラブラ散策するにはもってこいのエリアです。

d0083265_20454897.jpg 町内街道口には、高櫓を設け、塀に狭間を穿った寺院が見られます。これらはいざ戦となったとき、砦の役割をしていたそうです。




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「仙石騒動」  出石藩の二人の家老、仙石左京(改革派)と仙石造酒(保守派)の勢力争い。
 お家乗っ取りの疑いで幕府のお裁きを受け、出石藩は五万八千石から三万石に減封されました。・・・なにか、現代の政治家達みたいですなあ~(笑)

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 出石を訪れた本来の目的は、名物「皿そば」を食べること、かなり脱線しましたが今日はこのくらいにして、続きは明日にしましょう。

by mahalotakashi | 2007-11-13 10:58 | mahalo@夢旅