酒蔵夢街道 魚崎郷 -24 スパゲッティ・アマトリチャーナ
魚崎郷 (No.24 カジュアルなイタリアンレストラン、少し忙しい店)
魚崎郷探訪で時々名前の出るJR攝津本山駅です。この写真は山側(北口)
ここから六甲山に向って坂道を登って行くと、阪急岡本駅。
この界隈は学生さんがとても多いエリアです。岡本駅の更に上、六甲山の中腹に三つの大学があります。
神戸薬科大学・甲南大学・甲南女子大学の三つのキャンパスが距離を置かずに並んでいます。
彼らが通学で乗り降りする駅がJR攝津本山と阪急岡本の両駅なのです。だから駅周辺はいつも若者で賑わっています。
そんな若者のために数多くのユニークなお店が多くあります。
ヘイ!ポーラ、イタリアンでも食べようか・・・
別に頭がおかしくなったわけでもありませんし、先週のアルコールが残ってるわけでもありません。
ヘイ・ポーラというのは、イボイノシシと七面鳥夫人がティーンエイジャーの頃に大ヒットしたアメリカン・ポップの題名で、歌っていたのは、
ポールとポーラという男女コンビでした。
60’s Oldies Teen Pop
若者たちの間に割り込んで行くのに、イボイノシシと七面鳥ではシャレになりませんので、カレッジ感覚で、今日はポールとポーラで過ごします。『勝手にせい!馬鹿ジジイ!』てか!
「ほっといて!」
Fonte Arancino フォンテ・アランチーノ
JR攝津本山駅北口で下りて真直ぐ北(六甲山)へ向います。山手幹線道路を横切って一筋目を右に折れると、右手2~3軒目が、フォンテ・アランチーノです。
「ほんなら入ろか、ポーラ・・」
真中にお客さん同士が向かい合って座れるカウンターテーブルがあり、その周りに4人掛けのテーブルが8卓、フルで40人くらいの収容です。
インテリアも素朴でカジュアルな感じ、ターゲットを大学生(ヤング)に絞っているようです。
ランチは、1200円
本日のランチ(パスタ)を注文、席に着くまで40分くらい待たされたので、ポールとポーラはお腹がペコペコです。
ここのランチは料金の割に品数豊富、パンとスープそれに野菜サラダが付いて、パスタは3種類からチョイス、そして最後にドリンクが付きます。エスプレッソや紅茶コーヒー、果物ジュースやコーラなど、かなり沢山の飲み物類から選べます。
スープはじゃが芋の温スープ。
サラダは蛸(たこ)とじゃが芋が入った野菜サラダ。
少しオリーブオイルが多すぎる感じ、やはり若者向けの味付けでしょうか。
ボリュームは充分です。
スパゲッティ・アマトリチャーナ
ベーコンと多種類の香味野菜を使ったイタリアン定番のパスタで、その店のシェフの力量を見るのによいサンプルとなります。
アランチーノのアマトリチャーナはパルメジャーノチーズがたっぷり入っていて、見た目よりコクのある味でした。
ポーラ(七面鳥夫人)は昨日のブログでUPした、ピッツァ・マルゲリータをオーダー。半分はポールのお腹に入りましたけど・・・
人手不足を解消しないとね・・・
ポールとポーラがランチを頂いてる間にも、次から次へとお客さんが入ってきます。
入り口のところにベンチ(3人掛け)がありますが、立って待つ人、表で待つ人、大変な賑わいです。
テーブルに辿り着くまでゆうに1時間はかかります。
それもそのはず、広い店内にホールスタッフは男性ウエイター1人だけ。
笑顔を振りまきながらテキパキと動いてはいるのですが、限度があります。
オーダー取りから空食器の引上げ、テーブルセット、料理運びにレジでの会計・・
ひょっとしたらオーナーかも知れませんが、1人では無茶だ。
お店の入り口にスタッフ募集の看板があるけど、「大丈夫かいな・・」と、他人事ながら気になるポールとポーラでした。
気の短い人はパスした方が良いかも・・です。
厨房にはピッツァ焼き職人さんとシェフの二人。ホールを愛想良く切り盛りするスタッフ。
別に心配しなくても、それはそれでいいのかなあ~・・と、ボンヤリ考えるポールでした。
エッ!右手の紅白歌合戦の司会者みたいな人、誰だ!ですって・・・
ヘイ♪ヘイ♪・・ポーラ・・ でんがな(^^;)
Fonte Arancino フォンテ・アランチーノ
神戸市東灘区岡本1-5-20 電話:078-453-4380
11:00~14:30 17:00~21:00 (不定休)
Fonte Arancino (フォンテ・アランチーノ)
by mahalotakashi | 2007-11-02 10:06 | mahalo@食卓