酒蔵夢街道 魚崎郷 -23 フオンテ・アランチーノのマルゲリータ
魚崎郷 (No.23 ピッツァ・マリゲリータ の話をしましょうか)
今日から11月がスタート!残り2ヶ月で今年も終わり。
徐々に慌ただしくなります。先月は馬鹿飲みして体調を崩し、風邪引きのオマケまで・・・
ブログは日記だから、ある程度の真実を書かないと納得できない主義なんだけど、酔っ払いブログは「アホのサンプル」みたいな小恥ずかしい気持ちになります(猛反省)
今月中旬(14日)には本社から社長が来阪、飲み会の指示あり、その後12月にかけて既に5件の忘年会が確定しています。
お酒は嫌いじゃないけど、年齢と体力を考えてほどほどに・・・
誰かに言われる前に、先取り宣言しておきます(^^;)
というわけで、今月は(アルコール抜き・・できるだけ・・)グルメ中心ブログにします。
(ピッツァ・マルゲリータのお話をしましょうか・・)
イボイノシシはイタリア料理が大好きです。
そのなかでも特に手ごろに食べられる「ピッツァ」に目がありません。
最近は日本でも自前のピッツァ焼き窯を備えるリストランテやトラットリアが増えてきて、どこでも焼きたてのピッツァが食べられるようになって嬉しいかぎりです。
そのピッツァで一番好きなのが、ナポリピザの代表と言われる、
ピッツァ・マルゲリータ


マルゲリータとはイタリア語で、「フランス菊」「ひな菊」の意味です。本来は真珠をさす言葉でしたが、現在は「Perla」になっています。
英語でマーガレット、フランス語だとマルグリット。
ピッツァ・マルゲリータは人の名前です。

マルゲリータ・ディ・サヴォイァ
19世紀にイタリアを統一したサヴォイ家のマントヴァ公フランチェスコ4世の妃の名前です。
そのマルゲリータ妃が、イタリアの庶民が食べていたピザに興味をお持ちになり、当時ナポリで最高の腕といわれたピザ職人、ドン・ファェーレ・エスポジトに、自分のためにピザを作るように命じられました。
ナポリのピザ職人エスポジトは、試行錯誤の後、サヴォィ家(王家)に敬意を払い、トマトソースの赤、バジルの緑、モッツァレラチーズの白を組み合わせ、イタリア国旗を表したピザを創作。
これに「ピッツァ・マルゲリータ」と名前をつけたのです。


イボイノシシは高貴ではありませんので、ピッツァは手づかみで食べます。
どうです!このトロトロチーズと生地の薄さ・・たまりまへんなあ~(^^)
上の写真のマルゲリータは、先日阪急岡本駅の近くにあるイタリア料理店
Fonte Arancino フォンテ・アランチーノというお店で頂いたものです。

TRATTORIA Grasso トラットリア・グラッソ(西宮苦楽園)で頂いた、マルゲリータが下の写真です。
お店によってトマトソースやモッツァレラチーズの配分が微妙に違い、焼き加減、生地の薄さなど色んな要素を比べてみるのも楽しいですよね。


明日はフォンテ・アランチーノのランチを紹介しますよ!!
by mahalotakashi | 2007-11-01 11:33 | mahalo@食卓