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台風4号上陸                 2007年7月14日


 台風が好きやねん!!

 といっても、イボイノシシが子供時代(ウリ坊)の話、半世紀も前のこと。今そんなことを言えばヒンシュクものだ、被害に遭われた方にも大変失礼だ。
小学生の頃は姫路市の中途半端な田舎町で暮らしていた。周りを水田に囲まれて、自宅の窓から海と山が同時にみえるほど見通しがよかった。勿論姫路城も手に取るように見えた。現在その場所へ行ってみると建物が密集して、全く周囲の景色(自然)が見えない。

 ラジオで台風情報を聞いた父親が、板切れで窓や出入り口を補強する作業を始めるとワクワクしたものだ。それほどの準備をする時は必ず学校が休校となる。台風が通過した後、空はカラリと晴れ上がり吹き戻しの風が心地よい。当時どこの家にもエアコンなど無かったから、子供たちは大喜びで蒸し暑い自宅から飛び出してくる。

d0083265_22304139.jpg 手に手にバケツや魚取りの網などを携えて、冠水した道路上を走り回る。
田んぼの用水路から溢れた雨水が道路上を流れる。だだっ広い平地だから土砂崩れや鉄砲水の心配はまったくなかった。
 台風の後片付けをしながら大人たちの目は微笑んでいた。「しっかり頑張って、晩のおかずとってこいよ!」などと、大声を出すおじさんもいた。
 子供たちのお目当ては、用水路から溢れた水の中を泳ぐ「フナ」や「鯉」それに「ドジョウ」や「なまず」などである。

 中学生くらいの子は、バケツ一杯くらいの成果をあげるツワモノもいた。まるで海のようになった家の周りを水しぶきをあげながら、魚を追って走り回る1日は至極の幸福感を感じたものだ。
 勿論、当時も場所によっては悲惨な被害も起きていただろうが、小学生には知るよしもなかった。幸い周辺で大きな台風被害や怪我人などが出たという記憶は無い。用水路や溜池の周囲には、柳の木や桜が植えられていて「ここから先は危険だよ」という、目印になっていたし、年上の子が小さい子供たちの面倒を良く観ていた。

イボイノシシからのご注意】 現在の用水路や側溝はコンクリートで固められ、一度増水するとその位置や状況は全くつかめません、又深くて流水の勢いも強いので、近づくのは大変危険です。50年前とは世界がちがいますので、くれぐれもご用心願います。


 TYPHOON Man-yi ところで、今回の台風4号の名前をご存知だろうか、2000年1月から日本周辺の台風に「アジア名」という名前がつけられるようになった。それまでは米国の海・空軍合同台風警報センター(JTWC)が、ハリケーンなどと同じように、英語のファーストネーム(男女名交互)をつけていた。「ジェーン・台風」や「キャサリン・台風」などを記憶している。

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 今回の台風4号は、「Man-yi マンニイ」と命名されている、海峡の名前で、香港のリストから選ばれたTYPHOON NAMEだ。(怖あ~い!なんとか太后みたいなイメージ)
 アジア名は北朝鮮を含むアジア各国と地域がそれぞれ10個ずつ、全部で140個の名前が登録されている。
(1997年に香港で行われた、ESCAP’/WMO台風委員会で決定された)

 ちなみに、日本の場合は星座名で登録をしている。「テンビン(天秤座)」「ヤギ(山羊座)」などがある。中国は「Wukong ウーコン(孫悟空)」 ラオス「Xangsane シャンセン(象)」 北朝鮮「Kirogi キロギー(かり・雁)」 マカオ「Chanchu チャンチー(真珠)」等がある。

                  マンニイのドレスの裾でいたぶられる、六甲山と甲山
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     とにかく大きな被害なく、マンニイが過ぎ去るのを待ちましょう。

by mahalotakashi | 2007-07-14 09:50 | mahalo@哲学