人気ブログランキング |

相談に乗ってください。            2007年4月24日

 『会社やめます』と相談されても・・・
 ブログのネタにするのはどうかな・・と、一瞬悩んだが、「若い人や中高年の方の、これからどう生きるかの参考になれば」と思いあえて取り上げることにした。本人にすれば人生に関わる重要な問題であるし、私を相談相手に選んだことが失敗で無いよう、慎重に対応しようと思っている。

 私の勤務する会社の下請け協力会社「N社」の管理職で44歳、中々のやり手で将来有望な男だ、仮に「F氏」と名づけておこう。そのF氏がメールで『今の会社やめます。ついては色々相談に乗って頂きたく、本日夜にでも逢ってお話したいのですが・・』と伝えてきた。

d0083265_1564239.jpg 「了解しました、PM5:30頃会社の下のそば屋で待ってます。話はその時・・・」と返信する。
車輌台数30台ほどの運送会社で歴史は古い、社長(私と同い年)と息子(専務)さんが中心の典型的家族経営の会社だ。彼はそこの部長待遇の役職で入社4年目の幹部社員、部下もいる。以前は数台のトレーラーを我が社に投入、月間1000万円くらいの支払いがあったが最近は100万円程度に落ち込んでいる。


 それにしても、会社をやめるとは穏やかでは無い。一体何があったのか、美人の奥さんと5歳のお嬢ちゃんの顔が浮かぶ。

d0083265_9381575.jpg 会社の方針・個人の理想  F氏とは永い付き合いだ。今の会社へ入る前、U社という運送会社(我が社の下請け業者)で活躍していたが、運悪くその会社が倒産してしまった、部下1名とトレーラの運転手4名を連れて今の「N社」に身を寄せたわけだ。当初は順調であったが、会社(と言うより社長個人)の方針で運転手への給料計算が非常にシビアであったため、一人欠け二人欠けして現在トレーラー運転者は一人もいない。 

d0083265_9553556.jpg 情に竿させば流される
 辞めていった運転手たちはすべて別会社に再就職して、現在も我が社の下請けとして走っている。この29日のバーベキュー大会にも家族同伴で参加する。
その再就職を影で斡旋、尽力したのがF氏である。運転手たちは非常に感謝している。



d0083265_1072476.jpg 直参大名と外様大名
 個人経営の色彩の強い会社は社長権限が絶大だ。封建時代の将軍のようなもので、上意下達がいとも簡単に実行される。「気に入らなければ辞めればよい!」これで通用する。コンプライアンスもなにもあったものではない。中途入社の外様(他人)より直参(身内)が可愛いのもいたしかたなし。まだまだ前近代的「株式会社」が世間には多数存在する。

d0083265_10192634.jpg しがらみは解けそうにない
 控えめだが自分の理念と理想を熱く語るF氏。まだ辞表は出していないが一緒に就職した部下(32歳)のことも非常に気にしている。運転手さんの斡旋とか紹介であれば直ぐにでも片付くが、今回のケースは大変難しい。私一人の力では及ばないかも知れない、・・が、なんとか尽力はしてやりたい。


 さすがに今宵はワインを楽しむどころではなかった。一人の、いや、二人の青年の人生の転換期の重たい相談だ。
いつものように「なんとかなるさ・・」で落着する話じゃない。少し動いてみよう。



 (ヘビーな話だが、暫らく続きそう・・合間をみながら経過等アップしていきます)

by mahalotakashi | 2007-04-24 12:01 | mahalo@仕事