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日々是選択也

選択の自由・権利と責任

 重病人か生まれたての赤ん坊、それに囚人を除けば、一般人の我々は毎日毎時間選択と決断を繰り返しながら生きている。朝の出勤時何色のネクタイを選ぶかどんな靴を履くか、バックは口紅の色は・・・無意識であれ意識的であれ、我々は絶えず物事や物体を選別して決定している。

 昨日の日曜日、朝から晩までこの「選択」という作業に振り回された。
まず統一地方選挙、県会議員の選択。普段ほとんど関心を持たない県政、何を根拠に選べばよいか深く考えもせず投票場へ、候補者の中で一番若い男性候補者を選んで投票、彼の政治心情も定かでないが、ともかく若さの可能性を選択した。夜の選挙速報で上位当選したのを知り、なんとなくホッとする。第一段階での自己満足は満たされた、その後の彼の行動や活動については朦朧とするばかりで見当もつかない、ともかく今日一つの選択作業が完了しただけ。

 次に下世話な話になるが、中央競馬第67回桜花賞の投票選択、前日ブログで大口を叩いている手前外れれば少し恥ずかしい、ゆえに選挙より真剣に熟慮して時間をかけた、スポーツ紙に目を通すと、予想解説者が好きなことを言ってる。チョットやばいかな・・・心理がゆらぐ、それでも前夜の予想通りの選択で投票、結果は見事に的中!

 3番目の選択は食事、これはサラリーマンなら毎日経験する日常行為(給食の小学生や弁当持参の人はこの悩みから開放されている)今日は日曜日、宝塚周辺を女房と二人でブラブラ。お昼時のランチを決定するのはいつも私の役目。宝塚ホテルかワシントンホテルにでも飛び込めば、それなりに格好のつくランチになるだろうが、面白みに欠ける。そこで逆瀬川沿いのフランス料理店を「選択」高くてまずくてサービス悪ければ、全て選択者の責任、レストランのドアを開けながら一瞬のスリルを楽しむ。
 結果は大成功、料理の味、ボリューム、リーズナブルな料金、他に客がおらずオーナーシェフとフランスの話やお店のワインリストを持ち出してきてのワイン談義等々、思わぬ収穫だった。
何万円はらって不愉快な思いをすることもあれば、二人分4000円少々で特上のセレブ体験ができる・・・これが選択の妙か。


娘の選択

 結婚1ヶ月目の娘が夜突然帰ってきた。疲れた顔をしている、引越しの残り荷持つを運ぶ為今夜は泊めてくれ、という。仕事のほうも整理する事や引き継ぐこともいろいろあるみたいだ、親側からみれば「なんと段取りの悪いことだ・・」とツイツイ思ってしまう。喧嘩と言うほどでもないだろうが妻に愚痴をこぼす娘。「あんた、我侭よ!」とたしなめられている。助けを求めるように私の顔を見る娘、無言でとおした。(それが私の本日最終の選択)
 結婚も新婚旅行新しい生活もすべて自分(夫婦)で選択したこと、それにより生じてくる様々な問題やトラブルは、全て選択者の自己責任、自らの責任で問題解決のために次の選択をしなければならない、それが大人だ。

 選ぶ権利と自由は誰にでもある、しかしその結果が良いか悪いかはだれにも解らない。良いと思った結果が随分先で間違った選択だったという場合もあるし、逆に最悪の結果が何年か後に素晴らしい出来事の序章だったりすることも、世の中には沢山ある。


 さて、4件の選択について話したが、同じ日に数え切れないほどの選択をこなしている。ブログの題材、コメントへの答え、写真の選択、文章の選択、テレビで選挙速報をみるか野球を観るかの選択、晩御飯にビールを飲むかワインにするか・・の選択、今晩髭をそるか明日朝にするか・・次から次へ『選べ!選べ!』と迫られる。



   即ち人生日々是選択也(人生とは毎日の選択で明け暮れる)というお話

by mahalotakashi | 2007-04-09 12:01 | mahalo@哲学