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運輸安全マネジメントマニュアル確定  2007年3月27日

 新年度4月1日からキックオフされる運輸安全マネジメントの西日本ブロック最終打合せ会議が、大阪営業所会議室で実施された。北海道は前日終了東日本は翌日の予定だ。

 国土交通省の指針に基づき安全を重視した施策を実行に移すため、昨年から我が社の輸送安全対策室で練りに練ったマニュアルが完成し、本日その最終説明と打合せのため重役を含む担当者が集まり、午後1時から5時までミーティングをした。メンバーは1月20日のブログで発表した西日本各地区の営業所長達を含め総勢14名。

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 詳しい内容はこのブログには馴染まないので省略するが、「法的要求事項の解説」から「内部監査」まで19項目のマニュアルと解説文書9冊図解表4部と、安全室の意気込みが表れた書類で、今後の展開に関する並々ならぬ執念すら感じた。

 少し以前までは全国の輸送業者(鉄道・バス・タクシー・トラック他)は4万社程度であったが、規制緩和が進み現在その数は6万社を超えた。しかも新規参入業者の実態は、トラック・バスで言うと過半数以上が保有車輌10台に満たない零細企業である。

 つい最近大阪で起きたスキーバスの事故、記憶にあると思われるが当事者の会社はやはり家族で運営する小規模な事業所である実態が明らかになった、会社が小さいから悪いと言ってるのでは無い。規制緩和で増加した会社を含めて過酷な競争が始まってしまったわけで、この結果最も重要視されなければならない安全が疎かにされ始めた、ということなのだ。

 例えて言えば、4人(4万社)が4種類のディナーコースの席についたとしよう。メニューの中身は違っても(鉄道・バス・タクシー・トラック)1人に1食は保障されている分けだから余裕はある、ゆっくり話し合いながら食事ができる、テーブルマナー(安全管理)も尊重される。
しかしそこに腹を減らせた人間が2人割り込んできて6人(6万社)で4人前の料理を奪い合うことになれば、マナーどころではなくなるのだ。

 JR西日本福知山線の脱線転覆事故、各地で頻発する大型トラックやトレーラーの事故・・・マナーを守らない輸送業者が日本国中の道路や空を或いは海を走り始めているのが現状だ。

 政府(種をまいた張本人)も遅ればせながら去年「運輸安全マニュアル」の実施を政令として要望してきたのである。

 我が社も苦しい戦いの中ではあるが、あえてテーブルマナーを重視する道を選んだ。
これから一年間の実行結果が、今後会社の安全重視策の基礎となるわけだから疎かにはできない、手探り状態でスタートするが、なんとか成功させたい。

すぐ会社を去る時が来るが、「何か足跡を残しておきたい」と思うのは私のエゴだろうか?

by mahalotakashi | 2007-03-28 12:05 | mahalo@仕事