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もうお別れ、南の島から西の宮へ(No.6) 2007年2月12日

d0083265_15513225.jpg 悲しみは長く続くが、
楽しいことは瞬時に終わる。


 美ら島の休日も今日が最終日。
皮肉なことに四日間の旅行日の中で、今朝が最高のお天気となった。雲ひとつ無い青空、小浜島を取り囲む大小の島々も、クッキリ鮮やかに目に飛び込んでくる。
『まだ、帰るのは早いさー』と言ってるみたいに・・
石垣島・西表島・竹富島・黒島・
新城島・鳩間島・そして波照間島
八重山の島々が名残を惜しむように、姿を見せてくれた。
与那国島はさすがに見えなかったが。



d0083265_1682742.jpg左の写真、正面に見える小さな小浜港から、9:45発の船で石垣島の港に向かい、12:30石垣空港発~那覇経由で神戸空港へは午後3時30分着だ。

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名残がつきない、もう一度来てみたい。たった2日間だけれど充実した小浜島での思い出が頭の中を駆け巡る。


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          島の交差点で、どちらへいこうか・・変に迷った思い出。

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 道路端に無造作におかれたダンボール箱、3本100円と書いた紙切れが張られて、缶が置いてある。程よい長さに切った獲れたてのサトウキビ。女房が子供のような表情でサトウキビを抱える・・・


 集落の中、島唯一の郵便局や雑貨店もユニークだった。
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一杯飲みたかった!

味のある、お品書き。

島に来て最初に友達になった、
居酒屋「やらます」のおねえちゃん達。
一緒に島唄でも歌いながら、ワイワイガヤガヤで島焼酎でも戴いてたら、もう、思い残すことはな~んにもなかったろう。残念!
次回もしもチャンスがあれば、必ず訪れたい。






 
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1時間が10分くらいの速さで過ぎて行く。午前9時20分、アラマンダの送迎車で小浜港まで送ってもらう。
アラマンダの設備もサービスも最高であった、親しくなった従業員が思い切り手を振ってくれる。
輝く陽光のなか、港に到着。本当に名残惜しい。


 小浜港は変わりの無い表情で、旅人を迎え、そして見送る。

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             レンタサイクルとバイクのおじさんも・・・

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             乗船受付のおねえちゃんも・・・

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             みやげ物を売る売店のお姉さんも・・・

 私たちの思い過ごしだと思うのだが、ちょっぴりセンチな表情で見送ってくれた。



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 ここで終われば、最高の旅ブログになった筈なんだけど・・ 


d0083265_17594189.jpg そうはいかないのが、私たち夫婦の宿命。 
定刻通りに小浜港を出発した、高速艇「ちゅらさん号」
予定では25分で石垣港に入港、9:45発だから10:10には到着だ。石垣空港発の飛行機が12:30だから、2時間くらいは遊べる。バッグから石垣島の観光マップを取り出して読もうとした瞬間、ブィ~ンというエンジン低下音、船の速度がガックン・・と落ちる。
何事が起きたのか?と思っていたら船内放送で「只今、左舷スクリューに浮遊物が絡んだ模様です、石垣港入港は多少遅れますので、ご了承ください」操舵室の船員が、制服の上着を脱ぎアンダーシャツ姿で、船尾の方へ走り出す。

d0083265_1342302.jpg 結局浮遊物は取り除くことが出来ず、右舷のスクリューのみで航行を続けることになったようだ。操舵室の真後ろの席にいたので、港との無線交信がよく聞こえる。
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10時10分に入港の予定が30分も遅れてしまった。「さぁ~これからどうすべえか・・」石垣港の待合室のベンチに腰掛けて思案していると、『タクシー予約したよ』と女房がニコニコしながら戻ってくる。

「ええ~!!予約・・ヤバイぜそれは・・・」
昨夜アラマンダで女房に「石垣港から空港まで、アラマンダの契約タクシーが送ってくれるから、その運転手さんと交渉して少し寄り道してもらおうや・・」と説明していた。
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 私のイメージとしては、石垣空港に最も近い宮良川のマングローブ林(天然記念物)やカヤック遊びを見て、昼食をとる。というものだったが、早とちりをした女房、あろうことか港のアラマンダの案内所に観光タクシーを頼んでしまったのだ。「オイオイ、時間が無いぜ無理だよ観光なんて・・」


 とにかく、この人(女房)昔からの悪い癖で、考えるより先に行動してしまう。注意すると、プーッ!とふくれる。「やれやれ困ったものだ、しょうがないか・・・旅先で喧嘩しても台無しだし」案内所に行き、1時間少々しか時間が無いことを告げる。係りの人もさすがに慌てて『取り消しましょうか?』といってくれるが、そうこうしている間に予約のタクシーが来てしまった。

d0083265_14572018.jpg石垣空港に12時には到着するように運転手さんに頼む『アイヤー!時間がないですね~』といいながら車を発進する。港を出てすぐお寺の横のサンゴ石の庭(3坪くらい)に横付け『奥さんと一緒に写真とりましょか?」・・そのとき私の顔つきは、八重山諸島の中で一番怖い顔したシーサーの倍くらい、怒りの表情だったと思う。あわててタクシーは発進猛スピードで山ノ上を目指す。


 展望台で石垣の市街地を見下ろしながら、運転手さん一生懸命ガイドしてくれる。腕時計ばかり見る私に『旦那さん、何が見たいの?』と聞いてきたから、一言「マングローブ」とつぶやく。

『アイアイサー!』タクシーは山を駆け下りる、西宮の暴走族顔負けのフルスピードだ。カーブで女房の身体がぶつかってくる。下道におりても前の車をどんどん追い越す。d0083265_15101547.jpg


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場所も定かではなかったが、とにかく大きな河口のある湾に車を停めて『はいッ、到着、マングローブ見てネー』とタクシードライバーの小父さん。後で調べてみると、どうやら川平湾だったようだ。

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女房と運転手さんは、車の中でお喋りしている。車から100メートルくらい離れた場所まで歩いた。浅瀬にマングローブの新芽が着床していた。
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タクシーから200メートルくらい離れたので、海に向って大声で歌ってやった!なかばヤケクソ気味で・・

 ♪川は流れて どこどこ行くの~ ♪人も流れてどこどこ行くの~
 ・・・・・・・・
   泣きなあさあい~! 笑いなぁさぁ~い!!   


 ほんまに、泣き笑いの旅の締めくくりでした。
この後、再びフルスピードで石垣空港へ、なんとか那覇行きの飛行機には間に合ったものの、那覇空港の駐機場が満杯で、神戸空港行きの乗り継ぎがギリギリ・・旅行カバンを抱えて、走り回る、おっさんとおばはん、結局 昼飯抜きで午後3時30分、開港1年目の神戸空港に降り立ったのであります。

 でも、本当に楽しい旅になりました。 関係者の皆さん、ありがとうございました。

by mahalotakashi | 2007-02-16 15:53 | mahalo@夢旅