参考人供述調書 署名捺印        2006年12月13日

 朝、例の若い刑事から電話が入り、午前中に伺いたい・・との依頼がきた。

『お手間は取らせませんので、ご協力願いたい』拒む理由もないので了解、例によって事務所応接室で午前11時~12時半頃まで付き合った。

 今回のメンバーも2名の刑事だが、前回の眼光鋭い40才代の変わりに私と同年代の温厚そうな刑事さんだった、エジプト考古学の権威 吉村作治先生に瓜二つだった。

 若い刑事が持参したノートパソコンで、参考人供述調書を作成して行く、途中で読み上げて私に確認をしながら進めるのだが、この男地名に疎いらしく読み方が全くデタラメだ、何度も私と年配の刑事さんに注意される。

 岡山県の長船(おさふね)を、ながぶねと読んでみたり、瀬戸内市と瀬戸市を打ち間違えたり、始末におえない、年配の方からも再三突っ込みを入れられる。
私も専門的なことは別として、地名の間違いは許せないので厳しく注意した、そのたび、『スミマセン、申し訳ありません』と謝る。

 年配の刑事さんとコーヒーを飲みながら一服・・調書の出来上がりを待つ。
雑談の中でそれとは無く、例の運転手の様子や今後の成り行きを聞いてみた。

 今月の5日に逮捕されたから10日拘留として14日までは、警察に留置され取り調べを受ける、その後検察庁に送られ再度検事調べが始まる、そこで検事が判断すれば身柄の拘束を解かれる場合(在宅起訴又は保釈)もあるが、今回は社会的注目度の点からも正月を自宅で迎えられるかどうかは、難しそうだ、と言う。

 停年の話や健康の話をしている間にやっと調書が完成した。

 若い刑事、『これで宜しいでしょうか、一度目を通してください』と差し出す、受け取って一読するなり私の会社の下のほうが間違っている、「刑事さん、陸海・・じゃなくて海陸でしょうが、シッカリしてくださいよ!」と突っ込む、他にも間違いが多い、見かねた年配の作治先生『見習中なので大目に見てやってください』とさすがに部下をかばう。
私と部下のN君の関係みたいだ、心境はよく解る。

 結局予定より30分ほど遅れて調書が完成、最後に彼に対する思いとして、

罪を心から反省して償い、そしてもう一度立ち直って欲しい、家族のために。

との一文を入れてもらって、署名捺印をした。



 年配の刑事さんに、ブログ用に写真を一枚と言ったが、今回はやんわり断られた。

by mahalotakashi | 2006-12-13 13:13 | mahalo@仕事