チーズケーキ (cheese cake)
【本日のレストランガイドはお休みです】
チーズケーキのお話しをしましょうか・・
チーズケーキ(cheese cake)は、チーズを使ったケーキのことで、乳製品やチーズ嫌いの人は別にして世界中で食されるポピュラーなケーキです。普段ケーキ類やスイーツはあまり食べないイボイノシシですが、チーズケーキだけは抵抗感無くいただきます。
このチーズケーキ、大別すると温製の「ベイクト」と湯煎焼きの「スフレ」、それに冷製の「レア」が代表的な製法だそうですが、あまり詳しくは分かりません(笑) (少し勉強しながらUPしてみます)
ベイクド・チーズケーキ
オーブンできつね色になるまで焼いたものがベイクト・チーズケーキと呼ばれます。
パイ皿に敷いたサブレ生地の上に、クリームチーズやカッテージチーズ、マスカルポーネ、リコッタチーズなどのやわらかく塩分の少ないチーズと砂糖、卵黄、コーンスターチなどをすり混ぜたものを流しいれ、オーブンで焼いたものです。
これを特にニューヨークチーズケーキと呼ぶこともあるそうです。焼いて作るため普通の焼き菓子同様に常温で保存が利くと思われがちですが、実は低温保存が原則で、常温に放置すると生地が融けてプリンのようになってしまうそうです。
一部ではこの性質を生かした商品も売られているそうです。
海外において単に「チーズケーキ」と言う場合はほぼこのタイプのチーズケーキと思って間違いありません。
スフレ・チーズケーキ (Japanese Cheesecake)
ベイクド・チーズケーキの材料を生クリームから牛乳に変え、更に湯煎焼きにする事でふわっとしっとりした生地のチーズケーキに仕上がります。これをスフレ・チーズケーキと呼びます。 通常のスフレとは作り方が違いますが、出来上がりや食感はスフレ同様ふっくらとしたものになります。
海外ではスフレ・チーズケーキは日本発祥のチーズケーキとされており、一般には「japanese cheesecake」と称されることが多いようです。
レア・チーズケーキ
火を通さず、クリームチーズなどに生クリームを混ぜ合わせたものを冷やして固めたものです、クッキーを砕いて作ったクラスト生地を下に敷くこともあります。あるいはフィリングだけをババロアやムースのようにグラスに盛る「グラス・チーズケーキ」もあります。近年はガーゼで包んで販売するものが登場しています。バニラ、チョコレート、ヨーグルトなど風味などさまざまな味付けがされることがあり、フルーツ、特にイチゴやブルーベリーのトッピングが乗ることも多いようです。
ゼラチンで凝固させることが多いが、寒天を使ったり、あるいはクリームチーズ自体やホイップクリームの固さだけで仕上げる場合もあります。口どけを最大限に高めるためレモンの酸によってチーズのタンパク質を凝固させる方法もあり、この場合はレモンのさわやかな風味が加味されて風味が増します。
チーズケーキ(ベイクト)の起源は、中世前期ポーランドのポドハレ地方にあるといわれます。トゥファルクという名の、生乳を軽く発酵して酸味のある真っ白なフレッシュチーズをふんだんに使用したチーズケーキセルニックは、ここの住民で「グラル人」と呼ばれるスラヴ系の山の民の郷土食であり、ポドハレ地方では現在でも各家庭のお茶菓子として日に数回も食べられているそうです。
どうですか、少しは参考になりましたか? 次回のランチタイムのデザート(ドルチェ)にはぜひチーズケーキをいただきたいと思うイボイノシシのチーズケーキ談義でした。
by mahalotakashi | 2012-07-14 21:21 | mahalo@食卓