民芸茶屋 味蔵 (名物・とり天) 別府市 (庭先小旅行 No.9)
名物に旨いものあり!
しかも、味良し!量良し!コスパ良し!
大分県を車で走っているとやたらと目に付く看板が「とり天」の文字。
レストランや和食堂の案内書きにも、とり天・鶏天・・・鶏の天ぷらだろうと言うことは想像できるのですが、未体験のお料理。
早速食べログで検索、ありました!帰りのフェリーに乗船する別府観光港の直ぐ近くにある地鶏料理、民芸茶屋 味蔵。
マップを頼りにウロウロ探すこと約10分、鬱蒼とした雑木林の中にかなり古ぼけた民家調のお店。
屋根には枯葉が積もりエントランス付近には雑草が茂っています。紅い提灯は埃だらけ・・・七面鳥夫人が「夜とか、雨の日だと少し怖いね」と言うほどの古色蒼然とした造りです。
意を決して店内へ、右手が座敷で左手が掘りごたつ形式のテーブル席、外見同様柱や梁は煤けています。
まるで江戸時代の一膳飯屋に迷い込んだような錯覚を覚えます。「頼もう!誰かおらぬか」
少し薄暗い店内、出迎えてくれたのは意外にもお若くて美人の女性スタッフ2名。お店の雰囲気とは正反対(失礼)に明るくて朗らか、笑顔が輝いています(^^)
玄関で靴を脱ぎ、恐る恐るテーブル席の部屋へ入ると、なんと!お客さんの大半は、うら若きギャルばかり♪(ギャルソネではありまへん)皆さん美味しそうに食事中です。
この光景にホッとして早速注文、もちろん脳内に刷り込まれた「とり天」を所望。
お茶を持ってきてくれたスタッフに「とり天以外でこのお店のオススメは?」と聞くと、間髪を入れず「かしわめし!ですね!」と答えてくれます、お献立と書かれたメニュー表を見ると、お昼の定食として5種類が紹介されています、いずれも670円、「安い!」思わず七面鳥夫人と顔を見合わせました。
テーブルに運ばれたとり天定食とかしわめし定食を見て、またまたビックリ!味噌汁、茶碗蒸し、漬物が付いて、御飯はおひつで出されます、それもお茶碗3倍分はある量。おまけに白御飯お替りサービス!
ほんまかいな!そうかいな!いえ~い~!
と言うほどビックリしました!
とり天は地鶏のむね肉を一口大の大きさに揃えられた天ぷら、天つゆに漬けていただくと弾力のあるプリプリのお肉の肉汁が口の中へ広がります。
こんなに美味しい鶏肉は記憶にないほどのお味、しかも量がハンパじゃない!ゆうに2人前はあります。
かしわめしの方は、地鶏のフライに色よく炊き込まれた鶏肉ごはん、この旨さも実に誠に、
「信じられなあ~い!」美味しさ!。
アッと言う間に3人分のおひつは空っぽ!になりました。
文章が長くなりますので、この辺で終わりますが、大阪本町のランチ激戦区でもお目にかかれないスーパー定食!帰り際、可愛い女性スタッフに「信じられない美味しさと、お値段の安さに感激しました!」と、伝えると、嬉しそうな顔で「ありがとうございます♪田舎ですから安いです・・・」と言われました。
イエイエ、素晴らしい!最高の田舎(☆別府を田舎とは思いませんが☆)じゃないですか!人間だけがやたら多い都会より、リーズナブルで素敵なランチがいただけて、まさに究極の名物料理です!久しぶりに出会った良心的なお店です。大満足しました、ご馳走様でした。
店名 民芸茶屋 味蔵
ジャンル 郷土料理(その他)
TEL 0977-21-0548
住所 大分県別府市石垣東6-7
営業時間 昼 10:30~15:00 (LO 14:30)
夜 17:00~22:00 (LO 21:30)
定休日 年中無休
ホームページ http://ajikura.ftw.jp/index.html
ぽちっとクリックで、応援よろしくお願いします!
by mahalotakashi | 2009-09-23 08:56 | mahalo@夢旅