北浜界隈・難波橋 (イボイノシシの散歩道)(その2)
途中の中之島を挟み、土佐堀川と堂島川の2つの川を渡ります。
南詰(西) 高欄の獅子 阿形像 南詰(東) 高欄の獅子 吽形像
橋の南詰めおよび北詰めには、天岡均一作のライオンの石像が左右両側にあるため、「ライオン橋」とも呼ばれています。このライオン像は左側が口を開く阿形像、右側が口を閉じる吽形像となっており、文字通り狛犬の片方である獅子=ライオンであると言えます。
欄干の「みおつくし」中之島水上公園計画の一環として設計された事により、石橋風の外観、公園と一体となった階段、高欄の獅子像、親柱にはペディメントやメダリオンをあしらい、市章である「みおつくし」をアレンジした意匠が親柱や欄干に模られています。
1975年には3年間に及ぶ補修工事により戦時中に金属供出で失われた欄干や橋上灯が復元され、近代大阪を彩った美しい外観を保っています。
by mahalotakashi | 2009-03-07 21:21 | mahalo@夢旅