千日亭弁当 秋バージョンになっていました。(^o^)

下期修正予算という作業は、4月から9月までの上期実績(売上・粗利・経費等)を確認し、2月に作成した通年本予算を見直して、下期(10月~翌年3月)の見込みを修正・補正する作業のことで、どこの企業でも実施されている重要な業務です。

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かれこれ十数年この作業に係わっていますが、毎年何かの要因が発生し、良きにつけ悪しきにつけ予算(計画・目標)の修正を行うのはやはり骨が折れる作業です。

でも、この仕事も今年が最後になるかも知れません、来年の今頃は退職半年前になっている可能性が強く、恐らく後輩を指導しながら実質的作業をやらせ、それを確認する程度の業務になっているだろうと思います。
そう考えると、少し感傷的になると同時に最後に確実な仕事をしておきたい!という気持ちにもなります。

この時期大変忙しくて社員達も殺気立っています。のんびりカメラをぶら下げてのランチ探訪は、お預けですが、ミキちゃんの買ってきてくれる千日亭のお弁当が唯一の楽しみ。

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少し前まで、冷やし中華やザルうどんなどが限定販売されていましたが、今日のお弁当は秋限定のさんま弁当(600円)
いつもの惣菜、出汁巻き・春雨サラダ・田舎煮などに「塩焼きサンマ」が一匹付いた、ビッグサイズ弁当です。

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ランチボックス(弁当箱)に入りきらないので、真ん中でカットされていましたが、脂の乗った美味し秋刀魚でした。
細かい数字とニラメッコする合い間に、秋の味覚「秋刀魚」・・・美味しくいただきました。


  秋刀魚苦いかしょっぱいか? (さんま さんま さんま苦いかしょっぱいか・・・)

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実は来週小旅行を予定している那智勝浦に、作家佐藤春夫の有名な詩「秋刀魚の歌」の碑があります。以前この地を訪れた時に那智勝浦の駅前で見つけました。

「あはれ秋風よ 情あらば伝えてよ 男ありて 夕餉(ゆうげ)に ひとりさんまを食らいて思いにふける と」で始まる「秋刀魚の歌」男の侘しさとやるせなさを見事に歌い上げた抒情詩で、イボイノシシの好きな詩の一つです。

その中に、「そが上に青き蜜柑の酢をしたたらせて さんまを食うはその男がふる里のならひなり」という一文があります。

佐藤春夫の生家は新宮市。
昔から蜜柑が多く栽培されている紀南地方では、現在もみかんの汁を焼いたサンマにかけて食べる習慣があるようです。

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しかし、紀州沖で捕れる秋刀魚は実は東北沿岸から南へ回遊の途中なので体内の脂が抜け、やせ衰えた秋刀魚なのです。この秋刀魚は麦サンマなどとも呼ばれています。

ちなみにこの脂のない秋刀魚は焼き物には向きませんが、南紀名物サンマの姿寿司にはぴったりだそうで、脂の多い秋刀魚ではおいしい寿司はできないと言われています。

今回の旅行で勝浦に立寄った際には、ぜひ食してみたいと思っています(^^)


少し長文ですが、秋刀魚の歌の全フレーズを紹介してみます。

         秋刀魚の歌  佐藤 春夫
         
         あわれ 秋かぜよ
         情(こころ)あらば伝えてよ
         男ありて 夕げに ひとり
         さんまを食らひて
         思ひにふける と。


         さんま、さんま、
         そが上に青き蜜柑の酸(す)をしたたらせて
         さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
         そのならひを あやしみなつかしみて 女は
         いくたびか青き蜜柑をもぎ来て夕げにむかいけむ。
         あわれ、人に棄てられんとする人妻と
         妻にそむかれたる男と食卓にむかえば、
         愛うすき父をもちし女の児は
         小さき箸をあやしみなやみつつ
         父ならぬ男にさんまの腸(わた)をくれむと言うにあらずや。


         あわれ 秋かぜよ
         汝(なれ)こそは見つらめ
         世のつねならぬかのまどいを。
         いかに 秋かぜよ
         いとせめて証(あかし)せよ、
         かのひとときのまどいゆめにあらず と。


         あわれ 秋かぜよ
         情(こころ)あらば伝えてよ、
         夫に去られざりし妻と
         父を失はざりし幼児(おさなご)とに
         伝えてよ
         男ありて 夕げに ひとり さんまを食らひて
         涙をながす と。


         さんま、さんま、
         さんま苦(にが)いかしょっぱいか。
         そが上に熱き涙をしたたらせて
         さんまを食ふはいずこの里のならひぞや。
         あわれ
         げにそは問はまほしくをかし。



       那智の滝
d0083265_22281019.jpg那智駅の北西約6kmのところにある深い原生林につつまれた那智山は、古くから熊野信仰・阿弥陀信仰の聖地とされてきたところで、その山中を流れる渓流には48本の滝があり、那智四十八滝と呼ばれています。
そのうちの一の滝がいわゆる那智の大滝で一般にこの滝のことを那智の滝と呼んでいます。高さ133m、幅13mと日光の華厳の滝を上回る日本一の大滝です。
那智の滝の滝口は3本に分かれていますが、一枚岩を一本になって、一気に落下している光景は迫力満点です。
なお、那智の滝は瀑下にある飛瀧神社のご神体でもあります。老杉の生い茂るお滝拝所に立って見上げると、岩壁に砕け散る滝水が飛散し、轟音が耳を圧していかにも霊域らしい荘厳な雰囲気があります。


   <ホテル浦島のHPより借用しました>


     早よう行きたいなあ~南紀勝浦・・・後1日の辛抱!!(^^

by mahalotakashi | 2008-09-11 22:48 | mahalo@仕事