夏が来~れば、思い出す♪  大阪本町 ゼー六のアイスクリン♪

私のレストランガイドのモットーは新規開拓。
世に知られていない素敵なお店を探し出すのが楽しみでレビュアーになりました。
10件以上の口コミがあれば「今更、口コミでもないな」と、掲載をパスします。

でも時々こだわりを持っているレストランやカフェなどを訪れたときは、どうしても
カキコしたくなることがあります。この「ゼー六」も、そんなお店のひとつです。

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神戸から今のオフィスに転勤して以来、15年のお付き合い。
大阪東警察署と東横堀川の本町橋の中間にある老舗の喫茶店です、オフィスからは
歩いて2~3分、毎年この時期になるとランチの後にアイスクリン(アイスもなか)
を買いに立ち寄ります。

三代目となる店主の廣瀬さんとは顔なじみ、二代目のじいちゃんも元気に頑張って
いらっしゃいます、もう80歳を越えられたはず。

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夏のこの時期、お昼休みになると付近のサラリーマンやOLさんが行列を作ります。
もう何十年も続いている大阪の風物詩です。

お店は廣瀬さんの祖父が95年前の大正2年に創業されたもので永い歴史を誇ります。
最初は、ゼー六みそか(三十日)堂と言う屋号の和菓子屋だったそうです。
現在の店舗は昭和2年(1927)に改装したものが、大阪の空襲を奇跡的に免れ残った
と言うことで、昭和レトロの雰囲気を色濃く漂わせる貴重な家屋です。

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京都の茶室造り専門の大工さんを呼び寄せ、創業者の希望でで手のこんだ造作をした
店内は、陳列棚、床の間、押し戸のドアなど和洋折衷の独特の空間を持ち、一種独特の
雰囲気を味あわせてくれます。

昭和の初めにはアイスキャンデーをつくったり、食堂も営んでおられたそうでそのモダン
振りは当時から現代にも受け継がれているようです。

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懐かしい味の自家製アイスクリーム
戦後すぐに初代が亡くなられ、廣瀬さんのお父さん(二代目)が口でおぼえていた味を
たよりに試行錯誤して再製造されたそうで、塩と氷をかきまぜて製造していたものを、
新しい製造機に入れ替え材料が変わっても、昔懐かし味はしっかり受け継いでいます。

お昼の繁忙時間は一家総出でお客様にサービスしていらっしゃいます。

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純白のモナカに包まれたアイスクリンは、イボイノシシが幼少の頃に蒸気機関車で
旅した時、母にせがんで買ってもらったホーム移動販売のアイスクリンと同じ味でした。

爽やかな、少し薄いサイダーが混ざったような味で、何個でも食べられそうです。


近くのお得意先などに伺う時に数個買ってお土産にしますが、大変喜ばれます。

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今の粘り気のあるミルキーなアイスクリームや、シャーベットとも違う昔風の
アイスクリンは、私達団塊世代に郷愁の味わいを与えてくれます。

道修町と東大阪にそれぞれゼー六の看板を掲げたお店がありますが
ここ本家ゼー六本町店の店主のお兄さんたちが独立して開店されたお店です。

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一個100円のアイスクリン、今日は3個買わせていただきました(^^)



店名 ゼー六 (ゼーロク)
最寄駅 堺筋本町
ジャンル 喫茶店、アイスクリーム、和菓子
住所 大阪府大阪市中央区本町1-3-22
TEL 06-6261-2606
営業時間 9:00~18:00(土は15:00まで)



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by mahalotakashi | 2008-08-08 00:55 | mahalo@食卓