イタリア旅行・フィレンツェ夜更けの路地裏でパスタを食らう! ③-12 5日目
★星空の下でパスタを、
今日はいろいろな出来事があった濃い1日でした、少しお腹が空いてきました。
昨夜はサバティーニのコースディナーを頂きましたが、今夜の予定は未定です。
買い物をホテルに置いてから、美味いものを探して夜のフィレンツェに出かけます。
リストランテやトラットリア、バールにピザーラ、色々あって目移りします。
『私、ラザーニヤ(ラザニア)が無性に食べたいの・・・ホテルの近くにバールがあっ
たでしょう、そこで見かけたのよ、一度入ってみましょうよ』 という、七面鳥夫人の提案で本日夜の食事場所が決定しました。
BAR CAFFE’ PEGASO
右へ進めばカッライア橋、左は共和国広場に向う小路です。
くたにしたようなお店です。惣菜の量り売りもやっています。それに店内
奥に小部屋があって暖かい料理もいただけます。
なんでもありのSpaghetteria・スパゲッテリアというか、
Osteria・オステリア(大衆食堂)といったところです。
観光客より地元の人たちが多く利用しているようです、よく繁昌していて引っ切り無しにお客さんが出入りしています。
店の中では、町の長老たちがヴィーノ(ワイン)を飲みながら談笑中。
「こういうお店が好いんだよ♪ 不味かろう筈がないからね」イボイノシシの知ったかぶりが始まります。見つけたのは七面鳥夫人なのにね・・・(^^;)
自転車に乗ったオニイサンが、タバコと、
お惣菜を買って帰ります。
500年前にレオナルド・ダ・ヴィンチは、
間違いなくこのテーブル横の石畳の道路を歩いたに違いない・・そんなことを考えながら路上のテラス席に着きました。
まずは、冷えたヴィーノ・ビアンコを注文!
「今夜はパスタ三昧といこうか?」
七面鳥夫人に確認します。
『デザートにジェラートを忘れずにね♪』
スイーツ好きの七面鳥夫人の念押しが入ります。
とても気さくで優しい好青年でした。アホぼんと名づけたのは、忙しいせいもあったのか、こちらが要望したことと正反対ばかりをしでかしたからです(笑)
「少し少ない目にしてね」とイタリア語&ジェスチャーで頼むと『オーケーオーケー!』と明るく答えておきながら、ドサッ!と、二人前の量を持ってきたり、エトセトラ、エトセトラ・・・のせいです。
(アホというのは馬鹿という意味ではなく、しようがないなあ~許せるけど・・の意味です)
熱々でタップリのトマトソースがかかってプリプリの食感は、七面鳥夫人を感激させたようです。おもわず『コケッコッコー!コケ結構なお味♪』と叫びました、七面鳥の鳴き声知りまへんのやけど(^^;)
「ブゥ~ブゥ~・・・ブゥオ~ノ~!!旨すぎるで!このパスタ!♪」イボイノシシも吼えました。
見かけはそうでもないけど、微妙に絡んだソースとアルデンテに茹でられたパスタ、これぞ正真正銘本場のスパゲッティ!!地元の人が多いのが理解できました。
調子に乗ったイボイノシシ、アホぼん・マリオ君を呼んで「君のお店の一押しのパスタ料理を持ってきて」と頼みました。
暫くして『あのぉ~・おとうさん、これが最高の味や思いまっせ・』(藤山寛美か!)
ウインクしながら、持って来てくれた湯気の上がる一皿
「もう~・・・たまらん!!冷たいヴィーノとメッチャ合うやんか♪」
イタリアへ来て、良かったあ~♪
という以外に表現できないほど美味しいパスタでありました。
のカップルも、あきれたというか、ビックリした
表情で見つめています。
料理が終り、七面鳥夫人おまちかねのジェラートです。
先にチョイスした3種類のジェラートを『コーンのカップに入れてね』と、七面鳥が頼みまし
たが、「お店で食べる時はグラスでどうぞ!」とアホぼんに諭されていました。
ビッグサイズ・ジェラート 美味しそうにペロリと食べましたよ!
この夜、最後の最後までバールのオープンテラスに座っていたのは、イボイノシシ夫婦だけでした。
ウフィッツィ美術館で叱られたり、一緒に唄を歌ったり、列車の中やリストランテ、トラットリアでも、生のイタリア人(?)と親しく会話やコミュニケーションが取れました。
個人旅行ならではの醍醐味です。
今までの旅を振り返って七面鳥夫人とお喋りが続きます。
フィレンツェに春の夜の帳がおりて、星がとても近くに見えました。
今夜のディナーのお値段は、全部で、35,00ユーロ(約5,800円)
パスタはいずれも、6,80ユーロ(約1,100円)x3=Eu20,40(約3,300円)
ジェラートが、5,70ユーロ(約940円) ヴィーノ、7,50ユーロ(約1,300円)
ヴィーノはデカンタでいただきました、それにアクアが、2,00ユーロでした。
明日は再び列車で、ローマにもどります。
by mahalotakashi | 2008-05-13 00:01 | mahalo@夢旅