但馬の小京都散策(三) 2007年11月14日
庭先小旅行・出石(いずし)・NO.3
静かな城下町には、寡黙な人々がいました。
寺院が多いのもこの町の特徴。昨日書いたように「砦がわりの寺院」として建造されています。
その寺々が現代に残り、町民の信仰の対象として敬われていることも凄いことですね。街角のお地蔵様に手を合わせる子供たち、ちっとも不自然じゃないのが、これまた驚きです。しっかりお掃除されて清められて町の人々に親しまれているから、子供たちの心にも受け入れられるのでしょう。
商売になるの、おばちゃん?
特に押し付けがましくもなく並べられた
農作物や焼き物。
「気に入ったら買ってくださいな」
という感じ。
この余裕、どこから来るの?
やはり、城下町のDNA・・かな。
ともかく、ゆっくり、まったり、のんびり、時が流れてゆく町です。出石町は・・・
エッ!早くそばの話に行け!てか・・・「あわてない、あわてない・・・」
だって、この町の蕎麦屋さん呼び込みもせず、寡黙にお客さんの来店を待っているだけだもの・・・
おどろき、もものき!蕎麦屋が50軒以上!
とにかく、町中「出石皿蕎麦」のお店だらけ、どうします?貴方・・・・
きりがないですなあ~
このへんでやめときますわ・・とにかく、町中そば屋さんが大フィーバー(チョイト古いかな)
てなわけで、チンタラ歩いたあげく辰鼓楼とお堀を挟んで向かい合う、新築開店のお店、松福堂に決定した次第でござりまする。
明日はいよいよ「皿そば」を・・寡黙にいただきます。
by mahalotakashi | 2007-11-14 08:59 | mahalo@夢旅