恐れ多くも、精進料理でありまする。    2007年9月29日

喰いまくりブログ 
高野山・別格本山の精進料理にござりまする。


d0083265_2238070.jpg お大師様(弘法大師・空海)が開かれた山上都市である
霊山高野山
大門はその高野山の入り口に構えられています。
イボイノシシは毎年この大門の横を通り抜け、高野山へのお参りを数十年に渡り続けています。



d0083265_22481524.jpg 大門の横を車で通過しています。右端に車を運転中のイボイノシシの鼻が少し写っています(娘が撮りました)
イボイノシシのブログネーム・mahalo/takashiの「たかし」の「たか」は、高野山の高の字からつけられたそうです。赤ん坊の時からこのお山とは少なからぬご縁があります。


d0083265_23122671.jpgd0083265_23125899.jpg








d0083265_23134023.jpg 高野山の総本山・金剛峰寺(写真左上)の横手に沿って進むと、「いかにも・・」という感じで建てられた高野山警察署(写真上)があります。
 その隣にイボイノシシ家の菩提寺である
別格本山・龍泉院が在ります。
広大で美しい庭園が幾つもある閑静なお寺です。


 イボイノシシの亡母の命日が10月4日、亡父の命日が10月5日なので、毎年この時期に龍泉院を訪れ供養をしています。
今年は母の三回忌の法要と奥の院への納骨のため、弟家族と合同でお参りしました。
d0083265_684055.jpgd0083265_692362.jpgd0083265_610144.jpg





d0083265_6393240.jpgd0083265_6401678.jpgd0083265_641366.jpg





d0083265_6174286.jpg 毎年お参りの途中の高野道で、七面鳥夫人が亡母の好きだった彼岸花(曼珠沙華)を集めて仏前に手向けます。お寺の方もよくご存知で『今年も美しく咲きましたね』と言って、法要の行われる本堂にかざってくれます。

 さて、仏事も滞りなく終わると、次に待っているのが楽しみの精進料理です。


 龍泉院の精進料理(秋バージョン)
d0083265_656747.jpg
d0083265_7132959.jpg


d0083265_71642.jpg 精進料理(しょうじんりょうり)とは

 仏教の伝来とともに中国大陸を経て日本へ入ってきた料理法で、現在でも中国・香港・韓国などには「精進料理」専門の料亭やレストランが数多くあります。
中華料理でよく使われる「もどき料理」椎茸や茸(きのこ)でアワビのスープや炒め物を造ったり、大根やコンニャクでイカや海老をかたちどったりするのも、精進料理からの流れです。


d0083265_7295822.jpg 仏教では僧侶は戒律五戒で殺生が禁じられています。それに大乗仏教では肉食が厳しく禁止されていました。 そこでお坊さん達の体力や健康の維持のため、野菜や豆類、穀類を工夫して調理した料理で、言ってみれば「ベジタリアン料理」の本家本元というところでしょうか。






d0083265_7401171.jpg イボイノシシが子供の頃は、龍泉院の精進料理はいつも決まりきったメニューで、冷たくなった「がんもどき」や「ごぼうの天ぷら」くらいで、涙を流しながら食べていた記憶があります。
 しかし最近は卓上コンロを使って「ほう葉の味噌焼き」(赤味噌で厚揚げやなすび、きのこ類を焼いて頂くもの)や、温かいお吸い物や果物(メロンと葡萄)などもついて、質素ななかにも食事の楽しみが増すように工夫されてきました。


d0083265_7515062.jpg ただ唯一変わっていないメニューが写真の「ごま豆腐」です。
 高野山の名物でお土産などでもよく売れている加工品で、美容と健康に凄く効果があるそうですよ(^^;)
それと、今日のメニューの中で少し驚いたのが「松茸」
チッポケな焼き松茸でしたが、二切れ入っていました、時代が変わってきたのかなあ~と、感じました。




 今日の高野山は肌寒く、セーターが1枚余分にいるくらいの気温でした、これからお山のもみじも色づき一足飛びに冬へと進むようです。
春先と今の時期が最高の季節。皆さんもチャンスがあればぜひお参りください。

by mahalotakashi | 2007-09-30 14:55 | mahalo@食卓