酒蔵夢街道 魚崎郷 -9 群愛賓館・六甲アイランド

酒蔵夢街道 魚崎郷 (No.9 六甲愛島・香港式飲茶点心大決戦)
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 「群愛賓館」は元々三宮「プランタン神戸」の上にあった香港飲茶の老舗。
阪神淡路大震災の後閉店してしまい、寂しい思いをしていたが2006年10月14日に六甲アイランドRinkの8階に復活オープンした待望の香港点心飲茶レストランである。

                                    老香港酒家(神戸北野坂店)
d0083265_143747100.jpg 群愛賓館のグループというか、本家に当たるのが神戸北野にある
 「老香港酒家」 
 Old Hongkong Restaurant

 神戸の広東料理レストランを代表する名門店だ。京都や大阪も含めて6店舗を展開している。
いずれこのブログでも取り上げたいと思っているが、「群愛賓館」がまずトップバッターとなったわけである。
d0083265_14581547.jpg なんとかなるさブログでは少しふざけて、点心師・陳食在などと言ってるが、群愛賓館の店長は柳(りゅう)さんといって、本場香港の料理人たちを引き連れて私たちに本格的広東料理を食させてくれる、素晴らしい方だ、この点誤解の無いように願いたい(笑)


  香港点心師 VS 揖保猪 PART-Ⅱ

d0083265_2234476.jpg飲茶・点心とはなんぞや?
 飲茶(ヤムチャ)というのは、広東語で「蒸篭(セイロウ)に入った様々な軽食類をつまみながら、中国茶を愉しむ」という意味だそうだ。
 点心(ディムサム)は広東料理の一つで、菜(中華料理の主菜)と湯(中華スープ)以外のもを言う。名前の由来は、禅語『空心(すきばら)に小食を点ずる』から来た、という説や様々な説があるようだが、明確な定義は無いらしい。
 中国では菓子や間食、軽食の類は全て点心と呼ばれ、ワゴンに湯気立つ蒸篭をいっぱいに積み客にサービスをするスタイルは、香港が主流らしい。

*そうでしたよね!香港のsheltycookieさん。*
 日本人に馴染みの深い「肉まん」は、小籠包(しょうろんぽう)と言って、上海の西北の町「南翔」で発祥した点心で、中国を代表する小吃である。上海料理・台湾料理の店に逸品が多い。

d0083265_2236546.jpg 小難しい講釈はこれくらいにして、いよいよバトル開始だ。 
 前夜イボイノシシの小さな脳みそに飲茶・点心の知識・情報を満杯に詰め込んだのだが、高速エレベーターに乗った途端に全て忘れてしまった。頼みは七面鳥夫人のみ、「当たって砕けろや!」半ば自棄気味に個室へ入る。
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 東の窓にアイランドシティのマンションが見える、なんとなくホッとする。全品の名前を言い当てれば、食事代は「タダ・無料♪」になる。駄目な場合は中華ブログの閉鎖だ。

d0083265_22364373.jpg 窓の外を黄色いタンカーがのんびり進む。
用意されたテーブルも黄色いクロスである、イボイノシシの頭の中も徐々に黄色くなっていく、傍らの七面鳥夫人の顔を見たらこれも黄疸のように黄色い顔をしている。
「だ、大丈夫かいな、おかあちゃん!」
 ルールはかなり厳しい。単純に食材名を当てるだけでは駄目!
例えば「エビが入ってる・・」では「ヴゥー!」である。料理名で答えなければならない。 我思考(?v?;)


『ハイッ!マズ、ヒトシナメ・ワカリマスカ?』
d0083265_22421871.jpg ミスター・チンが最初にテーブル上に置いたのが、蒸篭に入った点心。
4種類入っている、見た目ですぐわかるものと、中身が不明なものとがある。いきなり厳しい試練だ。とりあえず恐る恐る象牙の箸を伸ばす。


 うーむ。。。まずは蒸し点心の4点入りときたか・・・


d0083265_22432312.jpg まず左上の紅生姜の乗ってるのが、
糯米焼賣(ヌオ・ミィ・シャオ・マイ)もち米と細切り豚肉の焼売やろ。
右上が九菜餃(ハムスイコウ)にらと海老入りの蒸し餃子やな。
左下は、豚の挽肉、玉葱、キャベツ韮を入れて蒸した焼賣(シャオ・マイ)
手前右下、虫下餃(ハーカオ)海老すり身と玉蜀黍人参の蒸し餃子でどや!!

ピ~ン!ポ~ン♪ セイカイアルヨ!

 名前当てに夢中になってしまったが、蒸し点心4品いずれも極上の味。もっちり、やわらか、奥の深い味付けで、中国茶とよく合う。

d0083265_2244275.jpg ネキストは冷菜3点か・・
これは簡単やな。
 まず一番上が、白切肥鶏(パイ・チェ・フェイ・ヂィ)鶏を、葱、生姜を入れたスープで丸茹でにして、冷水につけたあと切り分けた鶏肉料理やな。
 真中の黄色いのが、海蛮頭(ハイ・ジオ・トウ)くらげの和えものやろ。
 左側のが、金華豚のハム・・・??
ウン・・待てよ・・単なるハムの切り身じゃない。こいつはちょいと難物やなあ~

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 長方形に切り分けられた、豚ロースのハムだけど、下(端)の部分に味付けの良い「煮こごり」が付いている。これは一見単純に見えて意外と難しい料理やなあ~(一旦保留や)あえて言うなら、三絲粉捲(サヌ・ス・フエヌ・ジュワヌ)豚ロースに海老と椎茸のみじん切りを腸粉で巻いて蒸したもの・・の変形バージョンか・・
 ウーン・・・ピィ~~ン・・ポォ~~~ン・・・ニ、シトキマショウカ・・・70テンクライ・・

 ミスター・チン!いや、陳さんよ!この先は日本語の説明でカンニンしてえなあ~、中国語はヤッパリ苦労するわ、漢字探してくるのが大変や!!
 ワカッタ!ワカッタ!ニホンゴデケッコウ!シッカリコタエテネ(^^)

d0083265_22452340.jpgそうと決まれば話は早い!
8品目はこの店自慢の

特製豆腐と貝柱の蒸し物
  (チンゲン菜添え)

 特製のオイスターソースをかけていただく、これは絶品の味。







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 お次は揚げ点心三品か、同じような色合いで解りにくいけど、上の丸いダンゴ状のが、
減水角(ハムスイコウ)もち米の皮の中に豚肉・椎茸・筍が詰まった揚げ餃子。
左は揚雲呑(揚げワンタン)右手の胡麻春巻きみたいなのが、チョット難解。
神戸元町の牡丹園で食べた、腐皮捲(フゥ・ピィ・ヂュワヌ)海老を湯葉で巻いて揚げたものににているけど、どうでっか?
ピンポン!ピンポン!ピ~ンポ~ン!!スゴイヨ!イボイノシシサン!セイカイヨ!

 ありがとう、陳さん、そやけどもうお腹一杯になってきた、頭の中も満腹状態。少し休憩して後はゆっくり味あわせてちょうだい。お金は払いますから・・・蟹肉と冬瓜のとろみスープや、特製ピータン粥も美味しそう♪
後は、このブログを覗いてくれてる皆さんに考えてもらいましょうよ、写真も満杯になってきたことやし。


 『ワカッタアルヨ!デハ、ゴユックリアジワッテネ♪ホンジツハ、シェイシェイ♪』
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プハーッ!食った食った!お腹満腹で苦しい~
エッ!まだ食べるの!七面鳥夫人・・デザートは別腹・・てか!!

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という次第で、中国料理ブログ継続のお墨付きをいただきました。
まずは一安心(^^)
 

しかし、知識と経験、それに(量)の点では、ブログ友達の、sheltycookieさん(in HongKong)にはかなわんなあ~(^^;) 
イタリアンにしとこ・・・


sheltycookieさん、ご協力ありがとうございました。

   明日は、アイランドシティのわんちゃん(ニャンコ)達の紹介といきましょうか・・

群愛賓館

by mahalotakashi | 2007-09-22 00:01 | mahalo@食卓