イボイノシシの道草 (お初天神) 2007年6月22日
喧騒の中の、静寂・・・
よう分からん・・
生活の糧(サラリー)を得るため毎日通ってる大阪。神戸から転勤して13年くらいになるのかなあ~
でも、未だにこの街を理解できずにいる。感性の差か、はたまた生き方の違いか、よく分からないが、謎の街だ、少なくとも私の乏しい脳みそではイコールやアンサーが出てこない、答えが見つからないままなんとなくお世話になってる。「嫌い」では無い。しかし「よう、分からん」である。左の立て看板、大阪ではチョット有名な「ニューハーフ」のお店だ。昔風に言えば「オカマの店」である。曽根崎警察署の斜め向かいの店。
よう分からんが、パワーは感じる。
朝の出勤時だから、思いのほか静かな光景だが、黄昏ともなるとこのあたり一帯は酔っ払いや若者達で溢れかえるソドムとゴモラのような様相となる。
お初天神の西側御堂筋に、日帰りバスツアーの出発コーナーがある。今朝は近鉄バスの、「伊賀忍者の里巡りツアー」みたいだ、やはり乗客は大阪のオバチャンが多い。
まいどおおきに
ミナミ法善寺横町の水掛不動さん、御堂筋の名前の由来のお御堂さん、ラブホテルのど真ん中に鎮座まします生玉神社。大阪の神様や仏様は庶民の身近にいらっしゃいます。
『神さんやお寺ももちろん大事やけど、まず儲けんとなあ~~
地獄の沙汰も金次第、わしら神さんと一緒に銭儲けしてまんねん、ワッハッハッ!』
『天王寺はんも、天神はんも、
そやろ!ハッハッハッ!!』
「ハア~そうでっか、よろしおまんな、兵庫県人としてはその辺がよう分からん・・』
『兵庫人はキザ!京都人はお高い!奈良人はお人よし、滋賀人はわからん、和歌山は関西の盲腸。関西をリードするのは、ワシラ大阪人や!』
・・「はあ~さよか・・」
コテコテの中の、クールミント・エリア
そんな喧騒の中、お初天神(露天神社)はゆっくりお目覚めになりました。
マネーゲーム、お金儲けが絶対ダメとは言いません。資本主義に生かされる身としては、望まなくとも巻き込まれます。大半の日常行為はお金にまつわる、給料貰わないと喰っていけないもの・・・生きるすべとしてはお金は必要だからね。だけどたまには自分の心の中を覗いて見ましようよ・・・「お金で魂と良心は買えない」と思ってるのは、イボイノシシだけでしょうか? (やっぱりキザでっか?兵庫県人は)
by mahalotakashi | 2007-06-23 00:01 | mahalo@夢旅