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イボイノシシの道草              2007年6月21日

阪急電車の喉首
イボイノシシの道草              2007年6月21日_d0083265_20573047.jpg 阪急電車梅田駅と十三駅の間に、中津という小さな駅がある。イボイノシシの道草              2007年6月21日_d0083265_20591056.jpg








 人間の身体にたとえると、梅田駅が頭で十三駅が首の付け根(肩といってもいい)
9番線まである梅田駅から出発した電車は淀川を渡ってすぐの十三駅に全車が停車する。

<ちなみに各ステーションにある阪急そばの中では十三駅のが一番美味いらしい>
 この十三駅から、京都本線・宝塚本線・神戸本線と分かれて行く。その先で嵐山線・伊丹線・今津線とかに繋がる。

イボイノシシの道草              2007年6月21日_d0083265_21195134.jpg レールが血管とすれば、電車は血液だ、隅々まで絶え間なく流れる。西宮車庫は心臓のような役目をしている、点検整備を終えた新しい血液(電車)を次々に送り出す。乗客は白血球かコレステロールみたいな存在だ、悪玉も善玉もいる。どちらにしても血液が止まると大変だ、たちまち都市機能は麻痺する。

 動脈集中
 梅田駅と十三駅の間は丁度人間の首筋部分になる。三つの動脈がこの狭いところに集中している、その中間点にあるのが「中津駅」だ。
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 梅田の御堂筋北端から繋がり左へ大きくカーブして十三方面へ伸びる道路沿いに、中津駅がある。梅田のターミナルや高層ビル群の真北、言ってみれば裏側にあたる場所だ。写真左端がJR大阪駅のステーションビル。
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 とにかく限られた細い区間だから、プラットホームも圧縮されて幅がかなり狭い。特急や急行は停車せず通過して行くので、電車待ちの乗客は結構危険な状態にさらされる。イボイノシシの道草              2007年6月21日_d0083265_21251843.jpgイボイノシシの道草              2007年6月21日_d0083265_21254938.jpg








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 通過列車が近づくと、ホームの電光掲示板が点滅し、警報ブザーが鳴り続ける。
イボイノシシも朝夕特急でこの駅を通過するが、ラッシュ時など「ドキリ・ヒヤリ」の連続だ。


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 イボイノシシもよく酔っ払って電車に乗ることがあるが、間違ってもこの中津駅から乗車はしたくない。命が幾つあっても足りない。<酔っ払いサラリーマン線路へ転落そこへ・・・・>
 新幹線のようにホームと線路の間に防護柵を設ければ良いと思うのだが、そのような気配は一向に無い。事故が起きてからでは遅いよ!阪急電鉄さん。がんこもほどほどに・・・
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                              阪急電車・中津駅・ホーム最東端より

by mahalotakashi | 2007-06-22 00:01 | mahalo@夢旅