イボイノシシの道草 2007年6月21日
阪急電車の喉首
阪急電車梅田駅と十三駅の間に、中津という小さな駅がある。
人間の身体にたとえると、梅田駅が頭で十三駅が首の付け根(肩といってもいい)
9番線まである梅田駅から出発した電車は淀川を渡ってすぐの十三駅に全車が停車する。
<ちなみに各ステーションにある阪急そばの中では十三駅のが一番美味いらしい>
この十三駅から、京都本線・宝塚本線・神戸本線と分かれて行く。その先で嵐山線・伊丹線・今津線とかに繋がる。
レールが血管とすれば、電車は血液だ、隅々まで絶え間なく流れる。西宮車庫は心臓のような役目をしている、点検整備を終えた新しい血液(電車)を次々に送り出す。乗客は白血球かコレステロールみたいな存在だ、悪玉も善玉もいる。どちらにしても血液が止まると大変だ、たちまち都市機能は麻痺する。
動脈集中
梅田駅と十三駅の間は丁度人間の首筋部分になる。三つの動脈がこの狭いところに集中している、その中間点にあるのが「中津駅」だ。
通過列車が近づくと、ホームの電光掲示板が点滅し、警報ブザーが鳴り続ける。
イボイノシシも朝夕特急でこの駅を通過するが、ラッシュ時など「ドキリ・ヒヤリ」の連続だ。
新幹線のようにホームと線路の間に防護柵を設ければ良いと思うのだが、そのような気配は一向に無い。事故が起きてからでは遅いよ!阪急電鉄さん。がんこもほどほどに・・・
by mahalotakashi | 2007-06-22 00:01 | mahalo@夢旅