ごくらくとんぼ
イボムスメが帰ってきません。
日本の最南端・波照間島へ出かけたきり戻って来ません。
ホンとなら、おとといの日曜日(8月27日)の夕方西宮の自宅へ
帰ってくるスケジュールで出かけた筈なのに、帰ってこないイボムスメ。
今ごろなにをしているのだろう、食事はきちっと摂っているのか、お金はあるのか、心配である。
そう言えば、島に渡った第一報で、「ひゃあ・・空が青い・・」
とかなんとか言ってた後で、
携帯電話を海水で濡らしてしまって使えないと、七面鳥夫人に
公衆電話使って、報告してたみたいだなあ。
携帯電話と言えば・・・
3年前に家族でハワイに行ったときオアフでレンタカー借りて
ドライブしたときのことが、今でも思い出される。
ワイキキからH1・H2・カメハメハ・ハイウェイを北上。
左右に甘い薫りのパイナップル畑を抜けて、ハレイワに到着。
そこから、R83・を右折、大回りでワイキキに帰るコースを
イボイノシシの運転する、フォードのセダンで疾走。
で、左手にサーファー憧れのメッカ、ノース・ショア
が見えてきた、道路右側の空き地に車を停めて、チョット一服。
後ろの席で、七面鳥夫人、うつらうつら~コックリ・コックリ・・・
(どこへ行ってもよう寝る女やなあ・・しかし・・)
突然ドアを開け、イボムスメが道路を横切り海岸へ・・・
「車に気をつけろよ!」と言いながら、一歩遅れて後に続く
イボイノシシ。
結構 車の量が多い、それによく飛ばしている。
<ビシッ!プツッ!プチッ!!>なにか車が轢いたような音?
「ひゃあ~青い空・・いい風・・もう・・サイコー!!」とイボムスメ。
道路を渡りながら、ふと足元を見ると、車に轢かれた携帯電話の
残骸、ブラウンのカバー・・見覚えがある。
散らばった部品も拾い集め、イボムスメのそばへ・・・
イボムスメ・・完全にサーファー・クゥイーンの瞳になっている。
「これ、オマエのだろう!」と、バラバラ死体の携帯を差し出す。
ノース・ショアのクゥイーンが一変して給料前の西宮娘に変身!
ぎゃー!あう・あう!(アシカかお前は・・)ひえー!!どないしょ!!
車で通過して行くハワイアン達が、変なもの見る目つき。
結局、3万円か4万円の弁償金(レンタルだったから)払ってチョン!
おお!そやそや!!こんなことコメントしている場合やないわ。
イボムスメの安否や如何に・・・
彼女のブログにアクセス。
ハアーイ、島に一人残って泊まってた民宿でバイトしてまーす
オジイにおこられましたーイェイ!イェイ!
(おまえは、アホのサンプルか?//情けないわ・・・)
早速、七面鳥夫人に報告。
「とうぶん帰ってこんらしいで、イボムスメ」
「ごくらくとんぼやな、あのこ・・」
「わたし、あのこと同じ年で子供二人育ててたのよ、そやのに、あのこ・・チャラチャラ・・ホンマに極楽とんぼ・やわ・・涙がでるわ・・もう・・」モウケッコウケッコウ・コケコッコー!!七面鳥の刻告げ鳴きが始まった。
極楽とんぼ・・て、山本なんとか言うブーちゃんが、函館でオネーチャンに悪さして、訴えられたやつか??
と言うことは、イボムスメもなにか悪さしょったんかいな。
「あんた!はよ寝なさい!この親にしてこの子有りやわ!」
by mahalotakashi | 2006-08-29 21:48 | mahalo@西宮