夢の食卓     「 沖縄 ゆいまーるの食卓 」

                   Table of Dreams ~夢の食卓~

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 全国から弟子入り志願の若者が集まる陶芸工房がある。沖縄県・読谷村の「北窯(きたがま)」。

 従業員は、26人。弟子入りした若者の多くは県外の出身だ。厳かで静寂、都会とは違う“時間の流れ”で仕事を始めるこの「北窯」は、20年前沖縄出身の4人の陶工が開いた。
当時40歳前後だった4人は借金をして窯を開き、念願の独立を果たした。その時、彼らを支えたのが『ゆいまーる』と呼ばれる“沖縄の助け合いの精神”だった。

 「助け合うことに弱い者も、強い者もない。相手を思いやる心が、沖縄の器を形作る」

 そう話すのは、「北窯」を始めた4人の陶工の一人、松田米司さん(57)。親方である松田さんは、あることを条件に若者たちの弟子入りを許してきた。
それは、【弟子が交代で仲間のために昼飯を作る】というもの。仲間は何を食べたいのか、作った料理は口に合うのか。
 互いに妥協し合いながら、主張し合いながらともに生きる。食卓が、相手の気持ちを読み解く力をつけてくれるのだという。「北窯」の日々の食卓に潜む『ゆいまーる』精神こそが、人々を魅了する沖縄の器を形作っていた……。






by mahalotakashi | 2012-09-26 15:15 | mahalo@食卓