七夕に食べると健康になる食材は?
【本日のレストランガイドはお休みです】
七夕に食べると健康になると言われるのは素麺(そうめん)です。
今朝、出勤途中の車の中でラジオのパーソナリティーが、「七夕の日に素麺を食べると健康になり、長生きできるそうです」と喋っていました。麺類大好きのイボイノシシも夏場の素麺はよくいただきます。大いに興味をそそられ早速ネット検索してみました。
素麺(索麺、そうめん)とは、小麦粉を原料とした日本の麺のひとつです。主に乾麺として流通するため、市場で通年入手できますが、冷やして食することが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として食するのが一般的です。
索餅の伝来
素麺は日本国内では奈良県桜井市が発祥の地とされています、奈良時代に唐から伝来した唐菓子の一つ、索餅(和名で「麦縄」とも書く事もある)に由来するとする説が広まっています。
平安時代には七夕に索餅を食べると病(マラリア性の熱病)にかからないという中国の故事に倣って、宮廷での七夕行事に索餅が取り入れられていたそうです。
仙台市などでは七夕に魔除けや子供の健康を願って素麺を食べる習慣があります。これは、幼くして死んだ子供が幽鬼となって疫病を流行らせたので、生前好物だった索餅を供えて供養したところ災厄が治まったという中国の故事に由来しています。
(これが朝ラジオで聞いたネタ元でした・・・^^)
食べ方 (冷やし)
湯を沸かしてゆでてから、氷水や流水で冷し、ぬめりを取るためのもみ洗いをした後、めんつゆにつけて食べるのが最も一般的です。
温かくして食べる「にゅうめん」に対して「冷やしそうめん」、「冷やそうめん(ひやそうめん)」と呼称されることもあります。ゆでる水には塩を入れない。これは麺に含まれる塩分を出すためです。
吹きこぼれそうになった際に差し水(あるいはびっくり水)と呼ばれる冷水を入れる動作をするかどうかは意見が分かれています。ゆで上がったら細い麺であり他の味が移りやすいため、出来るだけ良い水で洗い、手油を避ける必要があります。
冷やしそうめんは日本の夏季の麺料理の代表格であり、夏季には各醤油メーカーや食品メーカーから、「そうめんつゆ」と呼ばれる調味済みのめんつゆが販売されています。
そうめんつゆは醤油、出汁、みりんあるいは砂糖などからなる甘辛いもので、食べる前日に作るのがよいとされます。また、そばつゆよりは砂糖やみりんが多く添加され、甘味が勝るものが多いようです。
出汁の材料は地域によってさまざまですが、削り節、干しエビ、干し椎茸などが一般的です。ごまだれをめんつゆに入れたりつけ汁として用いる場合もあります。
付け合わせに煮込んだシイタケ、茄子、錦糸卵、缶詰のみかん等がつく場合もあります。
イボイノシシの暮らす関西地方では、冷やし中華(冷麺)のようにハム、キュウリなども添えるのが一般的。薬味としては、刻み葱、おろし山葵、おろし生姜、胡麻、ミョウガ、海苔、削り節などが用いられます。
固めに茹でた素麺を、野菜、ツナ缶、ポーク・ランチョンミートなどの具とともに焼きうどん風に油で炒めたもの。ソーミンタシヤー、ソーミンプットゥルーとも呼ばれます。鹿児島県の奄美地方にも油そうめんという類似の料理があります。
焼鯖素麺は滋賀県長浜市周辺で食べられるハレの料理で、鯖素麺とも言います。焼き鯖をほぐして煮直してから和え、そうめんは鯖の煮汁で煮るそうです。
鯛そうめんは瀬戸内地方や壱岐などで食べられるハレの料理で、冷やしたそうめんにタイの煮物を添えます。かけ汁の場合と付け汁の場合があるようです。
ところで東日本では、現在、手延べ素麺を生産しているところは数えるほどしか無く、東日本で売られている手延べ素麺の多くは実は西日本産の物です。
暑い夏、つるりとのど越しの良い素麺は最高!訪問者の皆様も各地のそうめんレシピをご参考に、オリジナルそうめんなどお作りになったらいかがですか。
by mahalotakashi | 2012-07-06 21:21 | mahalo@雑記