サンドイッチ・パニーノ (1)

      サンドイッチあれこれ・・(1)

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 イボイノシシと七面鳥夫人は昔からサンドイッチが好物です。

 「食べログ」や、「なんとかなるさブログ」でも度々UPしていますが、少し軽めのランチや小腹の空いた時、それに海外旅行などでもサンドイッチやパニーノをよく食べます。

 本日と明日は、サンドイッチとパニーノの蘊蓄を語らせてください。

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                                                         野菜と卵のサンドイッチ

 サンドイッチ(sandwich)、あるいは、サンドウィッチとは、パンに肉や野菜等の具を挟んだり、乗せたりした料理。パン以外の素材に具を挟んだものを指す場合もあります。

 とても手軽な料理で、様々なバリエーションが特徴、世界中でよく食されています。
 食べる時にフォークや箸などの食器を必要としないので、ピクニックなどの食事としても重宝されています。同様の理由で、列車で旅行する際の車内食や、航空機などの機内食に用いられることも多い調理パンです。


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                                          西宮市・コーヒーハウス ソル の、エッグサンド

 日本でサンドイッチと言えば食パンに具を挟んだものをさすことが多いのですが、それ以外の形式のものもサンドイッチと呼ばれます。
例えば、フランス料理における前菜には、食パンベースのカナッペがありますが、これもサンドイッチの一種だと言えます。
 また、ハンバーガーや、イタリア料理のパニーノもサンドイッチの一種です。


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                                                          ハム&エッグサンド

 軟食化の進んでいる現在においては、耳を切り落とした食パン等、柔らかいパンを使った俗に言うソフトタイプが一般的ですが、耳をつけたままの物やフランスパン、ドイツパンを始めとした硬いパンを使ったハードタイプの物もあります。
 ただサンドイッチの販売において、ハードタイプはソフトタイプに比べて高価なものになっている事が多いようですね。他にもベーグル、ロールパン、クロワッサン等を使う物もあります。


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                                                      ローストビーフサンドイッチ

 パンはそのまま、あるいはトーストにして、普通はバター、マーガリン、マヨネーズなどを塗ってから具を挟みます。これにはパンが具材の水分を吸うのを防ぐ目的もあるのです。
 風味を付ける為、からしやマスタードを塗ることも多いですね。食パンの場合、1斤を8〜10枚切りの薄切りにしたものを使うのが一般的。具を挟んだ後、布巾をかけて軽く上から重しを置き、パンと具材の密着度を高めると、食べる際にバラバラにならなくてよいですよ。


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                                                           BLTサンドイッチ

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                                                    アメリカンクラブハウスサンド

 アメリカンクラブハウスサンドの具は特に限定されず、一般的な物としては、次のようなものがあります。

●ハムやローストビーフ等の肉類  ●ツナ缶やスモークサーモン、小エビ等の魚介類
●茹で卵(スライス、もしくはみじん切りにしてマヨネーズと和える)や薄焼き卵、オムレツなどの調理された鶏卵
●カツレツやフライ、コロッケ、唐揚げ、フライドポテト等の揚げ物類  ●ポテトサラダ等の惣菜類
●キュウリやトマトやレタス等の野菜  ●チーズや生クリーム(ホイップクリームで代用されることが多い)等の乳製品
●ジャムやピーナッツバター等のスプレッド類  ●イチゴやバナナ等の果物  ●つぶあん、こしあん、うぐいすあん、白あんなどの餡類

 複数の具材を挟み込むことも多く、特にベーコン・レタス・トマトの組み合わせはBLTサンドと呼ばれ定番サンドイッチの一つとなっています。
 BLTサンドの場合は、マヨネーズやトマトケチャップで味付けするのが一般的で、薄焼きした卵やゆで卵も一緒に挟むことがあります。
 付け合せとして、ピクルスやパセリが添えられることが多く、ピクルスは挟むこともあります。


 サンドイッチの由来

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 イギリス風の薄いサンドイッチ名称は、18世紀イギリスの貴族で海軍大臣などを歴任したサンドウィッチ伯ジョン・モンタギューに因みます。
 伯爵の名は領地サンドウィッチ村から来ていますが、この村の名前は古い英語で「砂の地」を示す言葉"Sandwic" に由来するものです。

 最も有名な由来は、『サンドウィッチ伯は無類のトランプのクリベッジ好きで、食事にかける時間も惜しむ程だった。そこで、ゲームの合間に片手で食事が取れるよう、パンに具を挟んだものを用意させていたことから、いつしかこれがサンドイッチと呼ばれるようになった』…というものですが、当時のイギリスは戦争中で、さらにイギリスにおいて海軍大臣は要職であるためカード遊び三昧であったとは考えにくく、伯爵の食事形態が由来だとするならば、きちんと食事をする暇もない激務故のことであったとも言われています。

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                      サンドウィッチ伯ジョン・モンタギュー

 伯爵をだらしない人物だと印象付ける為に政敵が流したデマとの説があります。
「カード遊びにうつつをぬかし、パンに肉を挟んでカードのように食べたサンドイッチ伯爵」というゴシップがロンドンの観光雑誌に掲載されたため、「食事のまずいイギリスでは貴族でもパンを片手にカードゲームしている。ナイフもフォークも使わない庶民の食事だ。」という笑い話として観光客や外国人の口から広まって全世界に定着したという話です。

 サンドウィッチ伯をサンドイッチの発明者とする話もありますが、パンに具を挟むという料理自体は古代ローマのオッフラ、インドのナン、中東のピタ、メキシコのタコスやブリート等、古くからあったものです。

 また、「サンド(砂、sand)とウィッチ(魔女、witch)」以外、どんなものでもパンにはさんで食べられるということからサンドイッチと名づけられたとする説もあります。

 正統サンドイッチ(サンドウィッチ伯が食していた当時のもの)は、具はキュウリのみで他には何もないそうです。


 少し長くなりました。続きは明日の夜に・・・





by mahalotakashi | 2011-12-20 21:21 | mahalo@食卓