ガレット


  フランス・ブルターニュの郷土料理「ガレット」をご存じですか?

d0083265_13332578.jpg

 フランスの西端、大西洋に突き出した半島に位 置するブルターニュは、英仏海峡を挟んでイギリスと接しています。
 5世紀にそのイギリス(ブリタニア)から移住したケルト人がブルターニュを開拓したころにはこの地方も「ブリタニア」と呼ばれ、1532年の合併条約でフランスに組み入れられるまで独立した国(ブルターニュ公国)として栄えていました。

d0083265_13343567.jpg ブルターニュは先史時代にメンヒルやドルメンなど巨石文化がはぐくまれた地としても知られ、こうした歴史的な背景とケルト文化を融合した独自の文化・風習が生まれました。方言も独特。今日でもその伝統は息づき、フランスの数ある地方のなかでも特異な存在となっています。

 特産のそば粉でつくったクレープ(ガレット)は素朴な味で、リンゴから醸造したシードルとよく合います。




    ガレット(仏: galette)
d0083265_14484774.jpg

 フランス語で、「円く薄いもの」を意味しますが、特にそば粉のガレットを指すことが多いようです。

 ガレットはブルターニュ地方の郷土料理です。

 そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を熱した平鍋またはガレット調理専用の鉄板に注ぎ、こてで薄い円形に伸ばします。

d0083265_14544334.jpg

 クレープと異なり片面だけを焼き、生ハムなどの肉類、魚介類、おろしたグリュイエールやゴーダなどのチーズ、卵、サラダなどで飾り、スパチュールと言うへら状の道具を使って生地の端をを正方形に裏返して提供されます。

 卵は、焼いている途中のガレットの上に割り込み、目玉焼きのようにして火を通し。熱いソーセージをガレットで巻いて提供することもあります (fr:Galette saucisse) 。

 もともとはブルターニュ地方の貧しい家庭(自給自足農家)の料理で、生地はそば粉、卵、水だけで、暖炉で焼いていました。 現在は、水ではなく牛乳に変わっています。

 クレープ・シュゼットのように、ジャムやバター、リキュールで甘く味付けし、デザートとされることもあります。


 さて、イボイノシシが突然ガレットをご紹介したのは、このガレットを先日フランス人シェフに焼いてもらい、ランチとしていただいたからです。
 そのご紹介は明日の夜にUPしますが、前もってガレットとは何ぞや!と仰る方のために説明をさせていただいた次第です。(明日の更新を楽しみにしてくださいね^^)

by mahalotakashi | 2011-12-12 21:21 | mahalo@食卓