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信州ジャーニー No.4 上高地帝国ホテル アルペンローゼ

ドッキリ上高地ランチ

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昨日女性添乗員から、「上高地の物価は想像を絶したものですよ、オプション昼弁当をオススメします。おにぎり弁当・¥500と¥1,000ですから・・・」としきりに勧められたのですが、初日のオプション昼食に懲りたイボイノシシ達は自由食にこだわりました。


「高い高い言うたかて、まさかランチに1万円も取られんやろ、どうせなら一番高そうな店に突入や!」と豪語したのはイボイノシシならぬ七面鳥夫人でありました。

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そして西宮B級グルメの代表選手みたいな2人が選んだランチのお店は帝国ホテル!

大勢の観光客で賑わう上高地河童橋周辺のホテル群やカフェが建ち並ぶエリアから梓川を挟み、少し離れた森林の中に建つ上高地帝国ホテル。

穂高連峰を背景に真紅の屋根がひと際目を引く建物です。

ホテル全体は山小屋をイメージしたウッディーな造りで、丸太の梁や柱に温かみを感じます。


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正面エントランスから見て左手にまるで勝手口のようなつつましさを感じる入口に、レストラン「アルペンローゼ」と書かれた小さなプレートが掲げられています。


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店内ダイニングは満席のため全体の撮影は自粛しましたが、とてもウッディーな雰囲気に溢れていました。


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森林を散策したついでに立ち寄ってランチを頂くお客様の為にカジュアルなランチメニューが数種類用意されています。
それにしても凄いお値段ですよね。

いずれもスモールサラダが付いていますが、お値段は何も知らずに入店したら目が点になる超セレブ価格です。(笑)

勿論¥5,000を越すコースランチもありますが、大方のお客様はパスタやハヤシライスなどカジュアルなディッシュを注文されていました。


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帝国ホテルの純白の制服で背筋を伸ばしてサービスをしてくれるスタッフの立ち振る舞いは流石に名門・帝国ホテルです。

独特の雰囲気と余りの高価格に、いつも会社でワンコインランチに慣れ親しんだイボイノシシは少しパニックに陥り、意味も無くランチビアーをオーダーしてしまいました。


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とりあえずメニューに書かれた「帝国ホテル伝統のビーフカレー」¥2,520 をイボイノシシが、「信州産地卵のオムライスとハッシュドビーフ」¥2,835 を七面鳥夫人がオーダーしました。

上高地の外食料金が異常に高いのは昔から結構知られています。(コンビニはありません)

マネージャーにお話を伺いましたが、4月下旬から11月上旬までの半年くらいの営業で、この時期東京の帝国ホテルからシェフやスタッフが寮に泊まりがけで勤務されているそうで、裏事情を察すれば致し方の無いCPでしょうか。

神戸や大阪のイタリアンならフルコースランチがいただけますが・・・



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ランチビールで喉を潤した後に頂いた帝国ホテル伝統のビーフカレーは流石のお味でした。

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じっくり煮込まれたルーはバランスのとれた旨みとコクを感じさせてくれます。

ビーフの大きさと量の多さには驚かされました。普通なら1~2個のお肉がルーの中に満タン状態、これは嬉しくなるパフォーマンス。


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とろみ加減もスパイシーさもこれ以上でも、これ以下でも癖が出てしまう限界の仕上げ、これが人気のビーフカレーと言うことがよく理解できました。。


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ハッシュドビーフがかけられた地卵のオムライスも絶品、帝国ホテルの厨房のレシピから最も得意とする調理法を抽出したような、深みのある味わいが口の中全体に広がります。

お値段は確かに庶民感覚から見れば高く感じるかも知れませんが、大自然の中でマイナスイオンを浴びながらこれほどのお味と雰囲気が楽しめるなら納得できるのではないでしょうか。


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食後、上高地帝国ホテルの裏側のテラス席に移動しました。

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一杯900円のホットコーヒーも、上高地シンドロームに侵されたイボイノシシ達には、夢うつつの世界でありましたわいな・・・・(笑)




店名           アルペンローゼ(上高地帝国ホテル)
ジャンル        洋食、オムライス、ハヤシライス
TEL           0263-95-2001
住所           長野県松本市安曇上高地4468 上高地帝国ホテル
営業時間        11:00~14:30  17:30~20:00
ロケーション      森林ホテルのレストラン
空間・設備       落ち着いた空間

ホームページ
     http://www.imperialhotel.co.jp/index_j.html





by mahalotakashi | 2011-06-16 21:21 | mahalo@食卓